11月28日 木曜日
最近、家族間でのコミユニケーション不足を実感している。
たとえば、数年前のこと。
実家に残してきたゲームソフトやゲーム機本体をリサイクルショップに持ち込まれ無断で処分されてしまった。
後日、「全部で◯◯円になったよ」と現金を渡されたが、ピンハネしたのかと感じたほどに雀の涙な額だった。
(あぁ足元見られたな…)と思った。
この1件があったので「何かを処分するときは必ずひと言ちょうだいね」そう言っておいたのに、今春またやられた。
先日書いたミニカーの件だ。
このとき母は僕に(ひと言、言おうかな)と思ったらしいが、(まぁいいか)と思ってヴィンテージミニカー約40台を「ご自由にお持ちください」と貼り紙をつけて玄関先に出したのだそうだ。
たまたま価値が分かる者が通りかかったのか、ものの2時間足らずで全部持ち去られてしまったという。
「こんなことがあったんだよ」と、事後報告を受けて「何で黙って処分してしまったの?」と、僕は激怒してしまった。
これらは「まぁいいか」が招いた悲劇だ。
そんな母は祖母とも度々、衝突しているという。
主に園芸関係のトラブルが多いそうで、今回は鉢植えから地面に下ろして数年のミカンの木を根元近くからバッサリ伐採されてしまったのだとか。
3メートル近くに育ち、花を咲かせている木を「要らないもの」だと思うだろうか?
母の浅慮もだが、祖母の感覚も僕には理解できない。