T.Shimada's Diary

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つつじバス・京福バス(WebAPI)と公共交通のオープンデータ化

2017年01月15日 12時46分08秒 | 福井の公共交通
つつじバスマップ

京福バスマップ


 福井県内の公共交通のうち、つつじバス(鯖江市コミュニティバス)と京福バスについて、WebAPIの形でバス運行情報などがオープンデータ化されています。拙作ですが、当管理人のWebサイトでもこれらを利用したWebサービスアプリケーション(Webアプリ)を公開しています。


まちデータ・ラボ(オープンデータのサイト)

つつじバスマップつつじバスロケーションWEB APIより)
・・・鯖江市のコミュニティバス「つつじバス」の運行情報を表示します。

京福バスマップ京福バスナビ WEB APIデータより)
・・・京福バスの運行する路線バス、およびコミュニティバスの運行情報を表示します。
 ・コミュニティバスについてはバス車両の色(かそれに近い色)に合わせたアイコンで表示されます。
 ・複数業者が運行するコミュニティバスについては、京福バスが運行している路線・便のみ位置データが提供されています。
 ・対象地域:福井市・大野市・勝山市・あわら市・坂井市・永平寺町・越前町・池田町


 つつじバスについては、鯖江市が国内で早くからオープンデータへ取り組んでいたこともあり(データシティ鯖江)、2012年ごろにはデータが公開されていました。その後WebAPIによるデータ提供により、リアルタイムでのバス運行情報が一般にも利用できるようになりました。

 京福バスについては、以前から「京福バスナビ」という形でバスロケーションサービスが提供されていましたが、昨年(2016年)から、WebAPIにて京福バスナビの一部データが提供されるようになり、一般でも利用できるようになりました。(ポート制限があるため、ネット環境によっては利用できない場合があります。)

 バスや鉄道の現在の運行情報を閲覧できるサービスは近年、スマートフォンのアプリを中心に増えてきています。公共交通は観光のほか日常の生活(通勤通学・通院・買い物など)で利用する機会があるため、都会のみならず地方でもサービスの試行・試作が行われているようです。オープンデータ化による一般への公開は、そうしたサービス創出の一層の促進、公共交通の利用促進につながると思います。


○ 現在、福井県鯖江市をはじめとして、県内外の自治体で行政情報などの開放(オープンデータ化)が進められています。オープンデータには統計情報から生活、防災に関するものまで多種多様なものがあり、組み合わせ次第でよりよいサービスやビジネスの創出につながると期待されています。


(福井県内の公共交通に関するオープンデータ(2017.1.15現在))
福井市:福井市内の駅位置、京福バス・福井鉄道のバス停位置(情報古い?)
・鯖江市:つつじバスロケーションWEB API ・・・路線名、バス停位置、バスGPS位置、時刻表、アイコン、バス路線経路(KML)など
越前市:市民バス「のろっさ」および福井鉄道のバス停位置、バス路線経路(市内区間のみ)(shp・KML)
坂井市:坂井市内の駅位置
池田町:町民バス「なかま号」や町内の京福バス・福井鉄道のバス停位置、バス路線名、時刻表
・京福バス:京福バスナビ WEB APIデータ ・・・バス路線・系統、バス停一覧、バスGPS位置
 (対象地域:福井市・大野市・勝山市・あわら市・坂井市・永平寺町・越前町・池田町)


 まとめてみると、嶺北地方でのデータ公開が進んでいるようです。嶺南地方でのデータの整備・公開はこれからになるでしょうか。嶺南地方は北陸新幹線の小浜・京都ルートが決まり、人の流れが今後大きく変わるものと思いますが、交通関係のデータ整備が進むことが望まれます。


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