ノットのシュトラウスシリーズ。サロメやエレクトラと異なり、長丁場。
ちょっと、この作品はちょっと動きがある程度の演奏会形式には向かないのかなと感じた。徹底的に席に着く演奏会形式の方が潔くて良いかも。
全般的にオケが強く、歌唱が負けている感じがした。
パーションはまあまあだが、特段素晴らしい感じでもなかった。
モリソンのオクタヴィアンはメゾというよりソプラノで、声質がパーションと似ている感じもあった。また、身体が大きく、今までの可愛いオクタヴィアンというのとは異なった。ゾフィーはなかなか健闘。オックスのペーゼンドルファーは素晴らしかった。
シュトラウスにはもっと短く、演奏会形式に似つかわしいオペラがあるように思った。
サントリーホール
出演
指揮:ジョナサン・ノット
元帥夫人(ソプラノ):ミア・パーション
オクタヴィアン(メゾソプラノ):カトリオーナ・モリソン
ゾフィー(ソプラノ):エルザ・ブノワ
オックス男爵(バス):アルベルト・ペーゼンドルファー
ファーニナル(バリトン):マルクス・アイヒェ
合唱:二期会合唱団
東京交響楽団、他
元帥夫人(ソプラノ):ミア・パーション
オクタヴィアン(メゾソプラノ):カトリオーナ・モリソン
ゾフィー(ソプラノ):エルザ・ブノワ
オックス男爵(バス):アルベルト・ペーゼンドルファー
ファーニナル(バリトン):マルクス・アイヒェ
合唱:二期会合唱団
東京交響楽団、他
演出監修=サー・トーマス・アレン
曲目
R. シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』 (演奏会形式・全3幕・ドイツ語上演・日本語字幕付)