国立小劇場 16列12番
国立劇場の小劇場は後ろから2,3列目でも良く見えるんですね、いいですね。だけど、これが文楽の人形となると、人間より小さいから表情とか前のほうじゃないと見えなくなる。。。
文珍師匠の落語はTVで何か聞いたことがあるくらいで、どうしても昔NHKでやっていたクイズ日本人の質問の回答者というイメージが強い、笑
古典から新作まで40の落語を並べて、最初に、観客に選んでもらうという趣向。いろいろ出たところで、お薦めというのが出てくる、笑。でも結局、お薦めとそれ以外から選ばれた。
最初に、自作の商社殺油地獄。そんなにパンチが利いた話でなかったが、ギャグを交えて笑わせられた。落語は歌舞伎の原作になったものも多いし、歌舞伎を題材にとったものも多いが、古典芸能が色々と出てきた。また、声色の使い方が、地声を感じさせないうまさがあった。
次に、上方寄席囃子三味線の内海英華が15分ほど。結構面白かった。
続いて、胴乱の幸助。前半の喧嘩で終わりかと思ったら、後半があった。
休憩を挟んで、最後に粗忽長屋。
枕も含めて、笑い通しで、普段あまり笑っていないなあと実感。狂言見ても笑えないんですよね。歌舞伎はたまにシュールなアドリブジョークが出ると笑いますけど、苦笑。
来年の春に、大劇場で10日連続という、大劇場は上のほうは見えないだろうなあ。隅も観にくいだろうなあ。10日って凄すぎですね。