帝王賞の日。
ひとり旅。
いろいろなことを考える。
月末に仕事がなかった。
母の見舞いを一日休んだ。
去年は健康診断の二次検診の日だったか。
毎年、帝王賞の日はいろいろある気がする。
品川駅は、もう慣れたものだ。
関東に居た頃にも、こんなに頻繁には訪れていない。
来るたびに新しい発見。
空を見上げて写真を一枚。
どんよりとはっきりしない空。
走れ、ドラマ。
TCK。
走れ、ドラマ。
何かを動かしたくて。
カレンダーを頂いて以来、日刊競馬。
慣れたものが一番良い。
優れているとか劣っているとかではなく。
多くの人が今日も競馬を楽しんでいる。
いろいろな人がいるのだろう。
いろいろな人がいるから、世界は面白い。
いつものコーヒーフロート。
いつもの場所で。
いつものスタイルで。
先日6000勝を達成した的場文男騎手。
これも商売。
これもサービス。
少しだけ笑えた。
パドックの人だかり。
さすがGⅠレース。
パドックを見て、当たる人は何人いるのだろう。
そんなことを思う。
それでも見る。
それが楽しい。
オーディエンスがいるから盛りあがる。
盛り上がるからみんな頑張る。
頑張るから名勝負が生まれる。
格式。
矜持。
ファンファーレ。
なぜか少々の滑稽さは隠せない。
しかし形だけであっても、それは必要なのかも知れない。
ただ人は、いつでもエコノミックアニマルだ。
帝王賞。
レーススタート。
真剣勝負。
人も馬も、ギリギリで戦う。
人はまた、それを楽しむ。
自分の財布の中身もギリギリになってきた。
それではきっと楽しめない。。。
狙い馬、外れ。
なぜか競馬に集中できない。
こんな日は簡単な馬券で。
夏の夜の夢。
ひとりになれる場所。
そんな帝王賞の日。