12月3日(日)のJRA新装阪神競馬場の第10レース「2006ゴールデンサドルトロフィー競走」(WSJS第3戦)において、地方競馬代表の笠松のベテラン、ハマちゃんこと濱口楠彦騎手(笠松:松原義夫厩舎所属)が、見事な差し切りでJRA初勝利をあげました。
実質、名古屋競馬参戦ようやく丸1年たったばかりのヒヨっ子の私に、濱口騎手のことをハマちゃんと呼んでいいものかどうかというつまらない議論もあるでしょうが(笑)、でも彼のインタビューを一度でも見たり聞いたりしたことのある人なら、その憎めない顔の表情ややわらかな言葉使い、独特の雰囲気など、すぐに親しみの湧くこと間違いなし!
まさしく”ハマちゃん”という言葉がびったりのキャラクターなのです。
それが一度、馬にまたがりステッキを握れば一変!
毎年笠松ではリーディングの上位争いを続ける、一流の地方競馬2000勝ジョッキーなのです。
そのギャップがまた良いんだなぁ~。
正直なところ、千葉に住んでいた頃は、笠松どころか地元名古屋のジョッキーさえほとんど知りませんでした。
名古屋ではせいぜい吉田稔か岡部誠、笠松ではアンカツかアンミツって程度。
でもそれは、関東の競馬ファン、特に中央のファンにとってはごくごく普通のことです。
★★★★★★★★★★
特に私個人では中央競馬ばかりやっていた7~8年間は、失礼ながら地方競馬なんて”草競馬”程度の意識しかありませんでした。
中央で活躍したハイセイコーやオグリキャップ、せいぜいイナリワンやロッキータイガーあたりまでは知っていても、ロジータまでになるともうダメ。
ちょうどそのころ活躍していたアブクマポーロやコンサートボーイですら、名前を知っている程度でお恥ずかしい限りの有様・・・。
それがなぜだか突然?南関東の競馬にハマリ、船橋競馬場に週2回のペースで通うようになっても、やっぱり名古屋や笠松は・・・、私の中では”草競馬”でしたね。(笑)
実際、私の千葉の友人や先輩も”東海公営”に関しては、同じようなレベルだったように思います。
★★★★★★★★★★
ただ家庭の事情で名古屋に帰ることになる直近の1~2年は、向こうでも「濱口楠彦」の名前くらいは知っていましたね。
笠松の代表ジョッキーとして、何度か遠征して来たような記憶もありますから。
まあ、それでもその程度の話ですが・・・・・。
それにしても今回の勝ったレース(阪神10R)は見事でしたね。
そのレースもずっとハマちゃんを追って見ましたよ。(笑)
ハマちゃんが騎乗した「アドマイヤディーノ」号は、単勝2番人気。
新聞の前評判では、”力はあるが、末の甘い馬”とか書いてありました。
そのわりには道中、随分と後ろの方を走ってましたし、直線では内に包まれるような感じになって万事休すか!?・・・・・と思いきや、そこはさすが30年のキャリアの大ベテラン。
無理に突っ込んでいかず、あえて後続を行き過ごしてチャンスを待ち、残り300mを切ってからようやく開いた外のスペースへ強引に持ち出し、外ムチ一発、そして連打。
それまで無理をさせていなかった「アドマイヤディーノ」は、そこで一気に弾けました。
物凄い一瞬の脚!
わずか200mで、先団約10頭をまとめて差し切ってみせてくれました。
ディーノ君の力もありますが、それを見事に引き出したハマちゃんの腕はさすがに思えました。
「運も多分にある」のが競馬のレースですが、それでもそれを生かすことができるかどうかは騎手の判断力や腕にかかっていると思います。
最後のゴール前のガッツポーズも、カッコよかった!
リップサービスでなく本心です。
ムチさばきが迫力満点で、なおかつゴール前で図ったようなタイミングの切れ味。
あれは、ああもうまくやろうと思ってできるものじゃないですね。
”COOL!!!”
それでもやっぱり少し微笑ましく思えてしまうのは、なぜでしょうね???
騎手デビュー30年目、中央挑戦52戦目での初勝利だそうです。
(JRA-VAN 競馬トピックスより)
濱口楠彦(笠松:松原義夫厩舎)
通算成績> 16568戦 2124勝(2着2040回)
<勝率12.8%><連対率25.1%>
2006年成績> 512戦 107勝(2着78回)
<勝率20.9%><連対率36.1%>
大ケガから再起も危ぶまれたことのある苦労人の大ベテランだけに余計価値のある1勝だろうと思います。
私以上に、笠松のベテランファンの方やあるいは本人のほうがもっと嬉しいでしょうね。
本当におめでとうございます。
私も嬉しくて、何度もビデオを巻き戻して繰り返し見てしまいました・・・。(笑)
それでは、また。
(PS.)
いや~、最後の差し切り方が本当にカッコよかったって事を言いたかったんですけど・・・浪花節みたいになってしまったかな?(汗)
あと、新装阪神競馬場。素晴らしく生まれ変わりましたねぇ。。。
実質、名古屋競馬参戦ようやく丸1年たったばかりのヒヨっ子の私に、濱口騎手のことをハマちゃんと呼んでいいものかどうかというつまらない議論もあるでしょうが(笑)、でも彼のインタビューを一度でも見たり聞いたりしたことのある人なら、その憎めない顔の表情ややわらかな言葉使い、独特の雰囲気など、すぐに親しみの湧くこと間違いなし!
まさしく”ハマちゃん”という言葉がびったりのキャラクターなのです。
それが一度、馬にまたがりステッキを握れば一変!
毎年笠松ではリーディングの上位争いを続ける、一流の地方競馬2000勝ジョッキーなのです。
そのギャップがまた良いんだなぁ~。
正直なところ、千葉に住んでいた頃は、笠松どころか地元名古屋のジョッキーさえほとんど知りませんでした。
名古屋ではせいぜい吉田稔か岡部誠、笠松ではアンカツかアンミツって程度。
でもそれは、関東の競馬ファン、特に中央のファンにとってはごくごく普通のことです。
★★★★★★★★★★
特に私個人では中央競馬ばかりやっていた7~8年間は、失礼ながら地方競馬なんて”草競馬”程度の意識しかありませんでした。
中央で活躍したハイセイコーやオグリキャップ、せいぜいイナリワンやロッキータイガーあたりまでは知っていても、ロジータまでになるともうダメ。
ちょうどそのころ活躍していたアブクマポーロやコンサートボーイですら、名前を知っている程度でお恥ずかしい限りの有様・・・。
それがなぜだか突然?南関東の競馬にハマリ、船橋競馬場に週2回のペースで通うようになっても、やっぱり名古屋や笠松は・・・、私の中では”草競馬”でしたね。(笑)
実際、私の千葉の友人や先輩も”東海公営”に関しては、同じようなレベルだったように思います。
★★★★★★★★★★
ただ家庭の事情で名古屋に帰ることになる直近の1~2年は、向こうでも「濱口楠彦」の名前くらいは知っていましたね。
笠松の代表ジョッキーとして、何度か遠征して来たような記憶もありますから。
まあ、それでもその程度の話ですが・・・・・。
それにしても今回の勝ったレース(阪神10R)は見事でしたね。
そのレースもずっとハマちゃんを追って見ましたよ。(笑)
ハマちゃんが騎乗した「アドマイヤディーノ」号は、単勝2番人気。
新聞の前評判では、”力はあるが、末の甘い馬”とか書いてありました。
そのわりには道中、随分と後ろの方を走ってましたし、直線では内に包まれるような感じになって万事休すか!?・・・・・と思いきや、そこはさすが30年のキャリアの大ベテラン。
無理に突っ込んでいかず、あえて後続を行き過ごしてチャンスを待ち、残り300mを切ってからようやく開いた外のスペースへ強引に持ち出し、外ムチ一発、そして連打。
それまで無理をさせていなかった「アドマイヤディーノ」は、そこで一気に弾けました。
物凄い一瞬の脚!
わずか200mで、先団約10頭をまとめて差し切ってみせてくれました。
ディーノ君の力もありますが、それを見事に引き出したハマちゃんの腕はさすがに思えました。
「運も多分にある」のが競馬のレースですが、それでもそれを生かすことができるかどうかは騎手の判断力や腕にかかっていると思います。
最後のゴール前のガッツポーズも、カッコよかった!
リップサービスでなく本心です。
ムチさばきが迫力満点で、なおかつゴール前で図ったようなタイミングの切れ味。
あれは、ああもうまくやろうと思ってできるものじゃないですね。
”COOL!!!”
それでもやっぱり少し微笑ましく思えてしまうのは、なぜでしょうね???
騎手デビュー30年目、中央挑戦52戦目での初勝利だそうです。
(JRA-VAN 競馬トピックスより)
濱口楠彦(笠松:松原義夫厩舎)
通算成績> 16568戦 2124勝(2着2040回)
<勝率12.8%><連対率25.1%>
2006年成績> 512戦 107勝(2着78回)
<勝率20.9%><連対率36.1%>
大ケガから再起も危ぶまれたことのある苦労人の大ベテランだけに余計価値のある1勝だろうと思います。
私以上に、笠松のベテランファンの方やあるいは本人のほうがもっと嬉しいでしょうね。
本当におめでとうございます。
私も嬉しくて、何度もビデオを巻き戻して繰り返し見てしまいました・・・。(笑)
それでは、また。
(PS.)
いや~、最後の差し切り方が本当にカッコよかったって事を言いたかったんですけど・・・浪花節みたいになってしまったかな?(汗)
あと、新装阪神競馬場。素晴らしく生まれ変わりましたねぇ。。。