さきたま杯。

２８日（水）に浦和競馬場で行われる交流重賞「さきたま杯」に出走する名古屋のキングスゾーン。
ここのところのレースぶりに、ある程度世間一般の彼への評価も決まってきているようです。
思えば未知の能力への期待に夢溢れていた一昨年のＪＢＣマイルへの挑戦から早くも１年半もの時間が経ち、それからの数多くチャレンジし続けてきた戦績からそれも当然といえば当然のことなのかも知れません。
それでも競馬は、必ずしも能力だけで勝負が決まるわけではありませんし、また彼の能力とて全くもってノーチャンスな条件馬のそれとは異なることは誰もが認めるところです。
善戦マン・・・・・、良くも悪くもそれが彼への評価です。



ただ今回の条件は、左回り、１４００ｍ、浦和競馬場、吉田稔、近走の戦績・・・。
思えば今回は、ほぼ現段階で考えられるキングスゾーンにとっての最高の条件ではないでしょうか？
左回りの方が走りがスムーズなことはこれまでに彼に跨ったジョッキーの一致した話。
中距離までこなす彼ですが、ここのところの走りからは１４００ｍ辺りの方が、折り合い、レースの流れ方などからも、彼の能力がフルに生かされるように思えます。
上記２点を含め、浦和競馬場は戦績からも彼が得意とする競馬場。
距離以外にも「コース形態」や「砂」が彼には合うのでしょう。
鞍上は、名古屋のトップジョッキー吉田稔騎手との３度目のコンビ。
安部騎手、岡部騎手も十分に巧いトップジョッキーですが、吉田稔騎手はさらにそのワンランク上をいく驚嘆を呼ぶ騎乗を何度も見せられています。
また近走の戦績から、マークも薄くなるのは必至でしょう。
条件は揃った。。。
あとは調子次第というところでしょうか？
前厩舎から転厩してまだ間もない時期。
はたしてコンディションだけが気になるところです。
しかしながらこれだけの好条件が揃ったことも初めてのこと。
少なからず、彼のベストのパフォーマンスを見せて頂きたいものです。



毎度、能力順の決まりきった馬券しか買えない最近の交流重賞。
しかしながら彼が出るレースには、私はそれとは違った期待感と希望を持ちます。
それは到底「馬券師」と呼ぶには程遠い感情的なものです。
それをバカにする方がいれば、それも結構。
大穴狙いのアホな奴と笑ってくださいませ。
今回も行きます！
キングスゾーンから、ドドン！と、ね。
後悔はナシ！







じゃあ、よろしく頼むよ。キングスゾーン。







それでは、また。