火曜日の名古屋競馬は散々だった。
これまでの強運はどこへやら。
一頭ずつ抜けていたり、単式馬券で逆目だったり。。。
名古屋で大きく勝つことは難しいが、大きく負けることは何処の競馬場でも簡単だ。
最後に一発賭けた荒尾の場外も、まさか岩永千明Jとは・・・。
2着は持っていたのだが。
負けるときはこんなものか。
それにしても長い写真判定だった。
まるでバンクーバーのパシュートくらいの僅差だったのだろう。
気持ちが分かるネ。。。悔しすぎる。
ところでこの日の「競馬エース」に目に止まる記事があった。
「うまやのにおい」という毎度のウマヤ雀さんの話。
ここ数年、自分が名古屋で競馬を始めてから地元の4強といえば、キングスゾーン、ムーンバレイ、レイナワルツ、マサアンビションというのが通説であった。
それがバレイ君もレイナちゃんもいなくなり、マサ兄ぃはオープンでも掲示板にすら載れない現状。
この勢力図もとうに通用しないものとなってしまった。
そんな中、名古屋の総大将キングスゾーンに対抗してくる馬はどの馬なのか、という話には興味を惹かれた。
その記事では、名古屋のSPⅠを連勝中のマイネルアラバンサ、マイルで20戦18勝と無類の強さを見せるサンキンスピーチなどを候補として紹介している。
気持ち的にはこの日のメインで走ったノゾミカイザーやセンゲンゴローなど、地元生え抜きの馬にも全国区で頑張ってもらいたい気持ちも大きい。
記事の中にも出てくるシルバーウインドやダイナマイトボディなどは、3歳時の戦いで少し底が見えてしまった気もする。
でもやはり、笠松のマルヨフェニックスやラブミーチャンのように”地元デビュー”というのは思い入れも違ってくるだろう。
賞金の関係上、なかなかそれだけの馬を集めるというのは難しいことなのかもしれないが、少しくらいは地元をこよなく愛すダンナさんがいてもいいのではないかと思う。
そのほか、賞金の関係上まだ大きな舞台の実績はないものの、4歳のシンワコウジ、スギノブライアン、パラダイスデイに期待も大きいとされている。
どの馬もその片鱗は十分に見せてくれているように思う。
成長力・・・、そんな簡単な言葉に思いを託し、誠に勝手なファンの一人としてこれからも応援していきたい。
ところでメインで走った転入初戦のヤマタケゴールデンも、結構やりそう???な気もする。
この日のパドックでは、気合乗りも全然なくプラス11キロでの出走。
同じく転入初戦のスマートエッジの方が全然良く見えたが、終わってみれば結構余力残しでの3着に入った。
当然相手にもよるだろうが、今後に期待は持てる感じに見えたのだが。
まあとにかく、しばらく走って早く「名古屋の馬」と認知されるようになってもらいたいものだ。
転入数戦で交流重賞なんか勝っても、「名古屋の馬」とは思えないもの。。。
とりとめもない内輪のノリの話ではあるのだが・・・。
一般の競馬ファンに目を向けさせる話とは、少し違うような気もする。
話は大きく変わるが、3月17日に名古屋競馬場で行われる交流重賞「名古屋大賞典」の登録馬が発表された模様。
<JRA所属馬 原則4頭>
アドマイヤスバル (牡7 栗東)勝浦正樹
トーセンブライト (牡9 美浦)未定
マコトスパルビエロ (牡6 栗東)未定
ラヴェリータ (牝4 栗東)岩田康成
<他地区所属馬 原則4頭>
プライドキム (牡8 船橋)佐藤裕太
ハスフェル (牡8 兵庫)未定
フサイチウィード (牡8 福山)渡辺博文
ラストチャンピオン (牡8 高知)御神本訓史
<東海所属馬 原則4頭>
マイネルアラバンサ (牡7 愛知)未定
マルヨフェニックス (牡6 笠松)尾島徹
ノゾミカイザー (牡5 愛知)未定
トウホクビジン (牝4 笠松)東川公則
地元東海地区の馬は、総大将キングスゾーンがいないことを除けば、ほぼベストメンバーと言えるだろう。
現段階では、JRA馬にマルヨフェニックスがどこまで・・・という感じか。
実績ではプライドキムあたりも、もっとやれるはずなのだが。
まだ日にちがあるので、出走メンバーは流動的だ。
原口厩舎のブログによれば、キングスゾーンは3月22日に行われる高知の「黒船賞」(交流GⅢ)に向かう予定とのこと。
ここ数戦地元馬にも負けている = 馬券は美味しくなる・・・はず!
でも実際は十分に復調気配なので、是非頑張って結果を残してもらいたい。
All Photo 高知競馬場 2008年 2月