今月のラウンド日が決まった。
本来なら、勇んで行けるはずだったのだが・・・。
どうもまた肋骨がおかしい。
久しぶりの練習場だったが、痛くてまるで力が入らないのだ。
折れたばかりの頃の方がまだ振れた。
それも痛いのは一回目の右脇腹あたりのほう。
こちらは、かれこれ2ヶ月以上は経つのだが。
二回目の骨折の左側のほうがまだマシな感じだが、それでも左前に違和感が残る。
考えられる原因。
ひとつは、スイングを変えたこと。
なるべくトップからインパクトまでを最短距離に、またリリースを遅らせるために右ヒジの落とし方を意識したスイングにしている。
それには腰の素早い回転で身体を開く動作が必要。
当然、右脇腹にも負担がかかる。
ふたつめは、一週間ほどクラブを振らなかったこと。
一週間前も30球ほどでリタイアだったし、実質はそれ以上休んでいるわけである。
それまで毎日使って温まっていた近くの筋肉が、硬直し固まってしまっているのかも知れない。
折れたばかりの頃に毎日のようにスイングしても大丈夫だったのは、決して良くなっていたわけではなかったということだ。
ここ数日の休養でようやく正常に骨が引っ付いてきたものが、久しぶりのスイングの負荷に本来傷めていた部分の神経が正常に驚いた?
そんな推測だ。
とにかく、それでもラウンドはしたい。
そのために休んでいたということもある。
ドクターストップは今に始まったことではないが、ただ前回のラウンドの時と違うのは、ここのところ振り続けていないということ。
しばらく楽をすると、痛みに対する恐怖感、拒絶反応がどうしても意識のなかに自然と出てしまう。
振っていれば(毎日痛いのならば)、たとえ痛くても少々ならば精神的には耐えられる。
平和なときほど、わずかでもそのギャップが恐さに繋がるのだ。
身体とは正直なものである。
今日はまるで、スイングの森を彷徨していただけのような感じだった。
前回はスイングを崩してもボールを少しでも真っすぐに遠くへ飛ばす工夫をしたが、今回はボールが真っすぐ飛ばなくてもスイングを壊したくない気持ちの方が強い。
さて、どうしたものか。
ケガから復帰した有村智恵プロにでも聞いてみたいところだ。(笑)