煙が目にしみる・・・。

くっそ！忌々しい・・・。
とは吸血昆虫への呪いの言葉。

ナイトウォークへ出てものの５分と経たないうちにカイカイ状態に陥る。
作家・浅田次郎のエッセイを思い出す。
で、どーするんだ？この人。
と話の落としどころを読み急いだものだった。
浅田センセイは防虫スプレーなる（センセイにとっては）新兵器をまとい、
愛犬パンチ君のお散歩に、意気揚々と出かけ、
禿げ頭にのみスプレーを忘れていて玉砕されたのだった。
私も浅田センセイと同じく、蚊にはめっぽう好かれるタイプ。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず
というので、蚊のことは昔、調べたことがある。
産卵期のメスだけが吸血するとか、
黒いものに寄りつくとか。

そしてキーワードは、
１）汗
２）飲酒
３）二酸化炭素放出
４）Ｏ型

４）はあまり明確な根拠とはなりにくいし、
今更血液型を変えるわけにもいかないのでスルーだが、
１）シャワーを浴びてから散歩に出かける。
２）夏というのにビール断ちしている。
３）牛じゃあるまいし、それほど問題か？呼吸は止められない。。。
黒っぽいものは着ないようにしているが、そもそもナイトウォークだ。暗いだろ。
ということで、努力はしているが、
結果がでない。

そこで、原点？にもどり、煙で対抗することにした。
蚊取り線香には殺虫剤の成分が入っているけれど、
除虫菊を使って　蚊を落とすのではなく、忌避効果のみという線香を選んだ。
もちろん、つんちゃへの配慮だ。

煙の出ない「なんとかマット：携帯用」は以前使っていたのがどこかにあるはずだけど、
やはり殺虫成分が気になるので。

今夜のナイトウォークでも、つんちゃの夕涼みに付き合うのに重宝したが、
蚊取り線香ほど匂いは強くなくても、煙で燻すのはおなじ。
夕涼みで公園に座り込むラブラブつんちゃとワタシの間に煙が上がる。
目にしみる　・・ほどではないけど。



これで６時間もつ。


香り控え目、菊花せんこう。


つん：これで夕涼みタイムに憂いなく臨めるやん。
（陰の声：ま、まさか、６時間・・・ムリっ！だろ。）


つん：それにしても・・・、


つん：渦巻きかっぱ？