ムキムキ

ヨーロッパの旅行から帰った友人に
トマトピーラーをお土産にいただいた。
スイスのアーミーナイフで有名なメーカー、ビクトリノックス社製というのが
いかにも山が好きな友人らしい。。



栄養面からすれば、皮ごと食するのが望ましいのだろうけれど、
トマト専用ピーラーがあるのは
やはりあの存在感バッチリの食感のせいなのか。

イギリスでは、伝統のEnglish breakfastには
大抵、焼きトマトがスクランブルエッグに添えられるけれど、
焼いたトマトの皮はちょっと厄介だ。
あまり切れ味のよくないテーブルナイフで一口大にしようとすると
デロ～～～ンと皮だけ繋がっていて、切れないじゃん・・・トマトめ！
と忌々しく思う。

でも、そんな自分勝手な理由ばかりではなく、
人間のように臼歯がなく、消化器官の短い犬にとって、
野菜の「細胞壁」はそのまま「消化の壁」になる。
消化器官への負荷だけでなく、
折角食べても、栄養素は取り入れられていないとうこともある。
フードプロセッサーなどで細分する必要があるのだ。

でも、味にも色にもバリエーションがない犬の食事でたまには変化もつけたい。
そのためには、素材以外では、匂いと食感ということになる。
ピーラーで皮を除いた野菜を食べるのもいいか。


このピーラーで、
つんちゃの角化亢進症の肉球もムキムキできたらいいのに。

つん：なにソレ？


（陰の声：つんちゃの足裏、ムキムキできるといいね・・・。）


角化亢進症は角質が正常の４～５倍も速く作られている状態だという。


このボーボーした部分、ピーラーで削ってやりたい・・・。


今まで左を気にして舐めていたけど、最近、右側を気にし始めている。


なんとかならないか？と、探したら、
レトリーバー用品で知られるショップの看板犬も同じ角化亢進症で、
このクリームを薦めている。


馬に思い入れがあるワタシにとって、これはかなり迷った。
でもつんちゃが肉球を舐めている姿をみるにつけ、不快で眠れないのかもと思うと可哀そうで仕方ない。
使い切るまでに改善するならば、と１つだけ購入することに。


お馬ちゃんたち・・・ごめん。。。つんちゃに力を貸してね。