師走に入り、何かと慌ただしい時季となりました。
くれぐれも体調に気をつけてお過ごしくださいね♡
畑へ行く道中に、50mくらいの山茶花(さざんか)の生垣がございまして・・・
11月下旬ごろから開花がはじまり、ほぼ満開になりました。
道沿いに咲き続く山茶花は、ほんとうに美しくて・・・
いつも見惚れています♡
「山茶花に 心惹かるゝ やすらぎも」
◎山茶花(さざんか)→冬の季語
◎惹かるゝ(ひかるる)→ひきつけられる
昭和時代から平成時代に活躍された女流俳人「稲畑 汀子(いなはた ていこ)」が詠んだ句です。
高浜虚子のお孫さん、高浜年尾の娘さんとして知られている方ですね。
幼少期から身近に俳句があり、お二人から俳句を学ばれていたそうです。
1979年にお父様から創刊125年の歴史を持つ「ホトトギス」を継承し、
35年間にわたり主宰を務められました。
生涯を俳句に捧げ、令和4年に旅立たれたそうです。
俳句を愛し続けて心から楽しまれていらっしゃって・・・
この句からもお人柄が感じられますね♡