雨曇子日記

エイティライフの数々です

路線バス乗り継ぎの旅Z 第14弾(ニセコ~知床五湖)

2020-09-09 12:15:31 | ローカル路線バス乗り継ぎの旅

コロナ禍で当分ダメと思っていた3泊4日のバス旅が復活した。

9月5日(土)テレ東 18 : 30 ~ 20 : 54 (ロケは8月8日~11日だったらしい)

レギュラーの旅人、俳優田中要次・芥川賞作家羽田圭介さん、今回のマドンナ元AKB女優北原里英さんが、フェイスシールド付きで現れた。

まず、羊蹄山(1893m )が写る。「どっしりと重く一種の圧迫を感じるその整正な山容はどこから眺めても形を崩さない」と深田久弥の百名山にある後方羊蹄山(しりべしざん)である。一行は、そこから湧き出るコクのある水を噴水から飲んで、うまいと言った。

 

     第一日

 

旅は、ひらふ(阿部比羅夫で歴史ある名)ウエルカムセンターから始まる。

俱知安~小樽~札幌~江別~栗山と進み、夕焼けの町をさらに岩見沢まで足を伸ばしホテルサンプラザに宿泊。

(小樽三角市場の海鮮丼がうまそうだった)

 

     第二日

 

岩見沢ターミナルを美唄に、7 : 41 出発。

いきなり、直線 29 km 道路となる。日本一の直線道路とのこと。さらに、白樺通り、多数の牛が見られる牧場などが車窓に展開する。

美唄は、かっての炭鉱都市。いまや、過疎地帯である。

滝川~赤平~富良野~西達布と進み行き詰った。この時すでに 17 ; 07 。

一行は徒歩で幾寅に向かう。高倉健主演の「鉄道員」ロケ地「幾寅駅」のある町。約13キロ先だ。(田中要次さんはこの映画に出演している)

3時間強の歩きの途中一軒の農家でトイレを借りた。一家の人は「この番組を楽しみにしている」と一行を歓迎し、採りたてのジャガイモをくれた。(一行はこれをその夜宿泊した新得の民宿で茹でてもらいバターで食べた)

 

     第三日

 

新得役場前 7 : 42 出発、帯広を目指す。

帯広~陸別~北見バスターミナル~女満別空港~網走バスターミナルと旅は続いた。

この間、バス乗車時間は約7時間強。(バス旅シリーズ新記録とか)網走セントラルホテル宿泊。

 

     第四日

 

朝早く網走バスターミナルへ行ったが、目指す「斜里バスターミナル」へのバスは、12; 07 だった。5時間以上の待ち時間だった。しかし、当日中に知床五湖に着くにはこれに乗っても十分達成出来ることは分かった。

でも、一行はそうしなかった。7 : 15 発の「18線」行に乗り、そこからの徒歩16キロ斜里バスターミナルの行程を選択したのだった。そして、無事歩き通し、斜里バスターミナル発 14 : 10 知床五湖行に乗車し、15 : 35 目的地到着となったわけだが、

炎天下の16キロの歩きは必要だったのかという疑問が残る。

現にタビリスの鎌倉淳さんは、そのブログの中で無駄骨だったとおっしゃっている。

私も同感である。気温30℃を超える炎天下に、フェイスシールド付きで16キロも歩くのは暴挙と言ってもよく、例えてみれば、八甲田山死の行軍のようなもので、あそこは、さっさと歩き出す羽田さんを、田中さんが制せねばならない所と私には感じられた。

 

 

 

 

 

 


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