12 月末となり、さすがに紅葉も終わりと思ったが、まてよ、観音寺だったら残っているかもしれないと 12 月 22 日訪ねてみた。
(延暦 13 年の文字が刻まれている住職自慢の層塔が正面に見える)
いやー、立派なものじゃあありませんか!感激しましたよ。
ところで、この卒塔婆の下の草むらに 3 基の馬頭観音の石碑があり、その隣にこんな石像が転がっていましたよ。
こちらの双体道祖神はきちんと然るべき場所に置かれていましたが、激しい抱擁の石像はさりげなく叢に置かれています。
幾度となくこの寺に来ている私ですが、初めて拝見しました。
駐車場の奥の林を撮ろうとしたら、白猫が出てきて威嚇しました。
はいはい、分かりましたよ。”勝手に撮りまくるなということでしょ”
それで大人しく帰りました。
本堂に明かりがともり駐車場に花御膳のマイクロバスがいましたから、「ああ、法事があるのだな」と思いました。
花クリスマスのギャラリーは見かけません。
落葉の中に抱擁の石像がひっそりと佇んでいました。
紅葉クリスマスですね。
お近くにこのような落ち着ける名刹があるなんて、
いいですね。
お経や祝詞が聞こえなくとも、
寺社って、そこにあるだけで、
施しを与えてくれますね。