雨曇子日記

エイティライフの数々です

手賀沼ヒドリ橋

2020-08-06 15:11:03 | 手賀沼  夏

 

火野正平さんの「心の旅」で全国に知られた手賀沼「ヒドリばし」です。

 

         (この方は火野正平さんではありません)

 

火野正平さんは 7 月 23 日、ここで、我孫子市在住染谷博さんの手紙を読みました。

60 年前、手賀沼がもっときれいで、水底まで澄んでいたころ、お父さんと釣りをした思い出を語った手紙です。

 

 

手紙にもありましたが、昭和 49 年から平成 13 年まで 27 年間も手賀沼は日本一汚れた(COD の数値が高い)湖沼だったのです。といっても、現在ワースト 3 位で、同じ千葉県の印旛沼に 2 位を、宮城県の伊豆沼に首位を譲ったに過ぎませんが。(現在 COD の数値 手賀沼 9 . 2  印旛沼 12 )

 

                (手賀沼に流れ込む大津川 の河口にあるのがヒドリばし)

 

手賀沼の水質改善に貢献したのが北千葉導水事業。利根川の水を引っ張ってきて放水する計画である。

それは、国土交通省によって実行された。

 

    (運ばれてきた利根川の水は 5 m の深さの貯水池に貯められる)

        (毎秒 10 ㌧の水が放流されているという)

           (第 2 機場の 4 号まであるポンプ)

         (第二機場ビジターセンターから見る貯水池)

 

要するに手賀沼は利根川水系の中にあるということが分かった。

 

 

 

 


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2 コメント

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素晴らしいレポート (谷氏)
2020-08-08 11:32:22
☂☁さま。
早速素晴らしい「地誌レポート」ありがとうございます。
手賀沼の浄化活動の歴史が生き生きと活写されています。
活動にもそれなりに参加されていたのでしょうね。
お近くにこのような親水緑地があるには素晴らしいです。
「こころ旅」のページにも載せたいですね。
ところで、手賀沼と印旛沼は連なっているのですかね。
印旛、印旛沼と言えば、深緑の池に何か得体のしれない生き物が潜んでいるような気分になります。
鯉とフナとウナギが名産で、成田山の参道の魅せに並んで売られていますね。
小生、なかなか体調がすっきりしないで、外出レポートが出来ません。
在庫の写真に何か念仏を付けて凌いでいます。
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谷様 ありがとうございます (☂☁子)
2020-08-08 20:10:25
手賀沼浄化運動は、単なる傍観者にすぎません。

印旛沼の成り立ちは知りませんが、面積は手賀沼の約 2 倍で、北の方で、利根川に繋がっています。

多量の利根川の水を放流しながら、一向にCODの数値が改善されないのは、沈殿した汚泥のせいと思われます。2011 福島原発事故後の降雨で放射能汚染もあるといわれ、ここで捕ったた魚は食べることは勿論、他の川への放流も禁じられています。
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