マイナス気温中の
春採湖一周散歩
対岸の湖面に人が
大丈夫かなぁと思いながら
そこまで
歩いていくと
完全防寒した男性が
立派なカメラで湖面を撮影している
好奇心がむくむくと
大きな声で「何が見えるんですかぁー」と叫んできいてみる。
「アイスバブルを撮っている」と
私「私体重○キロですけど大丈夫ですか」と恥じらいもなく大声でまた叫ぶ
(周りを歩いている他の人にも
聞こえただろうと後になって思った)
「大丈夫30㎝は凍っているから
降りて来たら」と近寄って来てくれた。
その声を聞き
助けをかりなくても葦の間を
滑り落ちる様に湖面に立つ私
アイスバブルとは何かと説明を
してもらい
私も氷に這いつくばって撮影
先程から何かの音が
湖面からするのを
聞きながら散歩していたので
その説明で湖底からする音だと
分かる。
何十年ぶりかの天然氷の上
記念に写真を残したい私
図うずうしくiPhoneで
私を撮ってもらう様
お願いする。
心よく
「こっち側の方がバックがいいから」と立つ位置も指定してくれる。
寒さもMAXで
お先に失礼させてもらうと
告げると登りやすい所を
教えてくれて
あがる所まで見ていてくれると
なんともありがたい。
無事に土の上に立ち
また大声で「ありがとうございましたぁー!」と私。
「はーい」と声が。
とても気持ちの良い
マイナス散歩でした。
若い時には恥ずかしくて
出来なかったことも
この歳になると
自然と初めての方にも
話かけることが
出来るようになる。
歳をとって体力はなくなるけれど
神様はなんて素敵な事を与えてくれるのだろう。
もしかしてそれは
女の人だけかもしれないけれど
そうだとしたら女の人に
生まれてよかったなぁー。
これからも何か知りたいこと
興味がある事をしている人がいたら
遠慮なく話かけてみよーと。