月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

北帰行のはなし

2018年02月18日 18時07分57秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


出水市はツルの渡来地で、今、ちょうど北帰行の時期だということを知り行ってみました

お天気も良く、9時から11時の間に飛ぶだろうということでした

マナヅルはもうすでに大部分が飛び立っていて、残りのグループが今日飛び立って行くのだそうです

まだ呑気に餌を啄むナベヅルたちの中で、すーっと首を伸ばして空を見上げているマナヅル

何千キロも飛ぶのには、やっぱり相当の決心がいるのでしょうか

あっ、飛び立ちました

山の上を大きく旋回して

またね〜

って言うように飛んで行きます

お父さんが先頭、次はお母さん、そして子供たちの列で家族単位で飛ぶのだそうです

風をつかまえて、元気に飛んで行ってね〜〜

やがてツルたちは次々と遠くの空に溶けてゆきました

自然って素晴らしいですね

ツルの北帰行を見ることができてよかったです












信徳寺様常例法座のご縁のはなし

2018年02月17日 23時42分00秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


久しぶりの快晴!
道路からお寺を仰ぐと、立派な鐘楼門が!立派だなあと上を見上げながらくぐると、お参りの方が日向ぼっこされていてほのぼの〜〜😊
本堂では、ご門徒皆さまの真ん中で猫のテンプルちゃんがじーっとお聴聞してくださっていました。
坊守さま曰く「テンちゃんがいちばんよく聴いているかもしれないです」
お座の後は「おぜんざい会」が賑やかに開催され、あつあつのおぜんざいにお餅も5ついただきました😋
ほのぼのとしたご縁をありがとうございました。
なんまんだぶつ(^人^)














泉福寺様常例法座のご縁のはなし

2018年02月16日 21時21分10秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


待っていてくださるってありがたいですね

雨が降っているからと心配のお電話をくださったご住職さま

細やかなお心遣いを準備くださる坊守さま

2年ぶりのご縁を喜んでくださるご門徒さま

ありがとうございます

雨の中30キロの道のりを走っている途中に、父のことを思い出していました

父がその一生をかけて伝えていこうとしていたことを

この私が一体どれだけお伝えできるだろう

私でいいのか

つらつらとかんがえていたら、お寺のすぐ手前に

綺麗な梅の花をみつけました

ここに、ここに

なんまんだぶつ(^人^)







常永寺様常例法座のはなし

2018年02月15日 21時12分57秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


今日は少し冷たい雨降りの一日でした

2月15日、お釈迦さまがご入滅された日

お弟子さんも、動物も植物も、みんな悲しみに崩れたそうです

柔らかく静かに光っていてくださるようなお釈迦さまのお姿に

もう会うことができなくなるとは‥

暗闇につきおとされるようなものだったのでしよう

でもお釈迦さまはみんなに拠り所となる灯を説いてくださいました

揺るがない確かな灯

そして今日まで

今日も

尊いご縁にあわせていただきました

祁答院のみなさまと一緒に

なんまんだぶつ(^人^)










俊護寺様常例法座のご縁のはなし

2018年02月15日 10時25分29秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


今日は祖父の祥月命日です
35年になります
初めてであった近しい人の死のご縁
お骨の姿に会うのも初めてでした
泣き崩れる母の姿がとても悲しかったのを覚えています

さて、こちら鹿児島は、寒さが緩み穏やかないちにちとなりました

俊護寺さまにお参りさせていただくと、ご住職さまが外まで出て待っていてくださいました

ありがたくもったいないことです

ご住職さまに「やわらか〜〜なお話をしてください」と言われて、「は〜い、承知いたしました」と本堂にお参りすると

お参りの方々は、とても明るい雰囲気で、笑ってくださったり、頷いてくださったり、表情豊かにお聴聞くださいました

皆さまがやわらか〜〜なお姿で待っていてくださったのだな〜〜と思いました

ありがたいご縁でした

なんまんだぶつ(^人^)