筑波大学硬式野球部のブログ

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2019年 スタッフ紹介 ー投手コーチ編ー

2019年06月20日 13時44分59秒 | 2019年 スタッフ紹介
皆様こんにちは。
2年マネージャーの磯部です。
 
昨日に引き続き、本日は投手コーチとして活躍している橋永貴郁(体育4・三鷹中等教育)のインタビュー内容をご紹介いたします!
 
 
Q 橋永さんはチームでどのような役割を担っていますか?
 
橋永:主にAチームの投手コーチをしています。
 
Q 普段は投手コーチとしてどのような活動をしていますか?
 
橋永:主な活動としては選手の育成練習の時間管理や選手の疲労管理などのマネジメント、練習メニュー作り、練習の補助、選手への技術的な指導、首脳陣の方々とのコミュニケーションを取って選手の配置や起用法の決定をすることなどです。
全体練習では投手陣全体に共通の目標を意識させるように心がけています。
一方、自主練習では選手個人がやりたいこと、やるべきことにフォーカスを当てて指導をしています。リーグ戦ではベンチに入り、監督に選手の状態を伝えたり、起用法の相談を行なっています。選手に対してはどのような起用があるかを伝えて、ウォーミングアップのタイミングを伝えるような役割を担っています。
 
Q 投手コーチになろうと思ったきっかけは?
 
橋永:主に三つあります。
一つ目は同級生の投手コーチが辞めてしまい新たな投手コーチを出さなければならず、そのミーティングを重ねるうちに心境が変化したことです。
元々は選手として主戦で戦いたい気持ちが強く投手コーチになる気はありませんでした。しかし、ミーティングを何度も重ねるうちにチームに投手コーチが必要であるということを感じ始め、自分自身の怪我などもありコーチとしてチームの最前線で戦いたいと思うようになりました。
ミーティングの際には同期からコーチに向いているという意見を多くもらい、その意見があったから投手コーチになったというわけではないですがありがたいなと感じていましたね。
 
二つ目は選手でやりたいと思っていたことがコーチになってもできると判断したためです。
技術を吸収したり技能を身につけるのは選手として行うことと考えていましたが、それはコーチになっても自らが学ぶ姿勢を忘れなければ実現可能だと判断しました。
 
三つ目は何か新しいことにチャレンジしたかったという思いがあったためです。
コーチという今までやったことのない立場にチャレンジすることに魅力を感じました。
自分の実力とチームの状況、自分のやりたいこととコーチとしてできることを照らし合わせた結果、折り合いがついたため納得して投手コーチになることを決断することができました。
 
 
Q 投手コーチのやりがいはなんですか?
 
橋永:選手が成長したり、リーグ戦で活躍するのを見ることができた時はやってきてよかったと感じます。
また、自分が伝えたいと思ったことが選手に伝わってチームの動きとして現れている時、つまり自分の働きかけでチームがより良くなったと感じる時に一番やりがいを感じます。
「チームに対して自分が何かやれた」という感覚です。
他には自分が何気なく言った言葉を選手が覚えていて、その言葉を自分自身の投球のポイントにしてパフォーマンスが上がった時に嬉しいというよりも不思議な感覚になります。
自分自身の何気ない言葉が意外な所で選手に影響しているというのは投手コーチをやっていて不思議だなと思いつつ面白いなと思います。
 
 
Q では逆に大変なことはなんですか?
 
橋永:全体練習をやっていて意図していることと別の練習をしている選手がいる時です。
つまり自分の伝えたい意図が中々伝わりきらない時が大変です。
また役職上、首脳陣や選手の間に立つため首脳陣のやってほしいこと、選手がやりたいこと、自分がやりたいことをすり合わせることが難しいです。
あとは練習を十分にしていない選手に対して練習を「させる」というアプローチを取らなければいけない時です。
自分自身練習を「させる」という感覚があまりわからず、またそのアプローチの仕方も正解かどうかわからない中で指導をしなければいけないことが大変です。
アプローチの仕方に正解がない分、色々やれるというのはありますが難しいですね。
メニュー作りの面でもただメニューを作るのは簡単ですが、狙いや目的を持たせてメニューを作れなければいけないというのも時間がかかり大変です。
 
 
Q 秋リーグに向けて何かあればお願いします。
 
橋永:投手コーチとしては投手陣としてチームの意識をもっと持たせたいなと思います。
そのために投手陣同士互いに関心を持って関わり合うことを大切にして秋リーグまで投手陣を作り上げていきたいなと思います。
「Team Picher」として全体に良い影響を与えたいです!
4年生としては勝ちたいというのはもちろんありますが、勝つためのチーム作りに特に力を入れていきたいです。
その時にただ自分たちの代が勝ったから満足という風にはなりたくないと思っています。
ただ4年生としてやりきったからOKと自己満足で終わるシーズンにだけはしたくありません。
部員全員が本当に勝ちたい、勝ってよかったと思えるようなチーム作りをして秋リーグを戦いたいと思います。
 
 
Q 卒業後の目標について聞かせてください。
 
橋永:投手コーチとして選手が立てた目標に対して色んなアプローチをして目標達成のサポートをしていくことの大切さを学びました。
社会に出ても人が何かをやりたい!と思った時に色んな選択肢を与えて手助けをしていきたいと思います。「ひとのやりたいに寄り添いたい」という思いが強いですね。
そのようなことをこれからどんな道に進むにせよ大切にしていきたいです。これを達成するために社会に出ても学ぶことをやめず、必要なスキルを身につけていきたいなと思います。そしてこの考えが正しいかどうかもこれから先ずっと追求し続けていきたいです。
 
 
インタビュー内容は以上です。
 
明日はマネージャーとしてチームを支える福元孝太郎(知識情報4・桐蔭学園)をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!!!
 
マネージャー
磯部友以乃
コメント
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