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#24 「尊敬する人」 (坂口慶太 / 体育4・東筑)

2021年05月14日 19時04分22秒 | 2021年 俺の話を聞いてくれブログ


みなさんこんばんは。

最近天然の生牡蠣を食べて食中毒になった坂口です。めちゃくちゃきつくて死にたくなりました。
私は好きなものを我慢することが嫌いなので多少のリスクを背負ってでも今後も生牡蠣を食べ続けたいと思います。

 このブログでみんなに伝えたいことっていうのも特になく、何書こう、面白いことを書こう!と思ったけど、
いつも面白いことをいっても自分で面白いと思っても、面白くないことが多々あるのでやめておこうと思います。

高校から本を読めと言われ続けていたけど、1冊たりとも今まで読んだことがないので、本当に文章力ないです。
その文章力の中で小説っぽく上手く書こうと頑張るのでご理解よろしくお願いいたします。
 


さて、50人くらいがブログ書いている中、なるべく違った視点で書こうと思い、考えたタイトルが「尊敬する人」です。
みんなは尊敬する人はいるかな?自分は最近までいませんでした。

今まで学校で良い先生にはたくさん会ってきて、とてもタメになることを教えてくれる先生ばかりでしたが、
人生を変えてくれるほど、いわゆる恩師と呼べる人はいないし、基本自分の力でなんとかできていたと思っていました。
そのため、あんまり憧れる人とかもいませんでした。

小学4年生の頃、ヤフードーム(現PayPayドーム)で始球式に当選し、始球式をしたことがありました。
始球式後、取材を受け、尊敬する選手は誰ですか?と聞かれ、「特にいないです」と答えました。すると、記者が
「やっぱりイチローだよね?」と無理矢理首を縦に振らされ、次の日の新聞で「イチローのような選手を目指して
日々練習している」と記事にされました。大人の闇を見ました。


このようにとくに尊敬する人などがいない中、就職活動で尊敬する人は誰ですか?とよく聞かれるようになりました。
ちゃんと回答できるようにしないとまずいなと考え、ある夜の日真剣に考えました。

 

そして答えが出ました。結論から言うと、親父である。(就職活動において結論をまず言うことは非常に大事なので、
これから就活する人は覚えておきましょう。これが唯一みんなにこのブログを通して伝えれることです。
結論ファースト。)


僕の親父は、今50歳過ぎで甲子園のとなりのビルで単身赴任しています。特技は日本語を覚えたての中国人のモノマネを
することです。これ結構おもろいです。親父はけっこう誰にでも社交的でガツガツ行きます。
めっちゃバカやったりもします。

親父は、小学校のソフトボールチームのクリスマス会で、当時流行った矢島美容室のニホンノミカタを女装して
踊りました。当時の私は、親がそんなことするのはめちゃくちゃ嫌でした。次の日、それが嫌だったせいか、
全身にじんましんがでました。


 

 中学のチームの決起大会のあと、店の外でAKBの「会いたかった」を替え歌におどりをつけながらみんなを
めちゃくちゃ笑わせてました。これは、ど下ネタなのでここで言うのはやめておきます。

親父は高校、大学と僕の友達と何人もLINEを交換してやりとりしています。しかも意味のわからないやりとり。
よくInstagramのストーリーで息子である僕がメンションされて、親父とのLINEのやりとりが載せられます。
「慶太の親父やばすぎwww」と。いつも何やっとんねんと思います。



こんな風にめっちゃバカやったりする親父ですが、理不尽なことも多くありました。

小学校の低学年チームの監督を親父がやっており、キャプテンが僕でした。なにかあれば僕が殴られていました。
何もやってないのにまわりがやらかすと僕をどついてきました。態度にだすなと直ぐキレてきました。グラウンドで
お父さんと呼ぶと監督と呼べと、どついてきました。頭おかしいです。


山口県のおばあちゃんの家に年末行き、僕は親父と遊びたかったのに親父はパチンコに行こうとします。泣いて
呼び止める僕の手を振り解いてパチンコに行ったことが何回もありました。景品を持って帰れば許してもらえると
思っているのです。

 

家族で出かける時、出発の5分前くらいになると綺麗好きな親父はなぜか急に風呂掃除や網戸の掃除を始めます。
早くしろと母や姉がせかすと逆ギレし始め、家を綺麗にするためにやっている。どこにも連れて行かんぞ。と
運転できるのが自分しかいないことをいいことにキレてきます。これで何十回も出かけるのが中止になりそうに
なったり、行きの車の雰囲気が最悪になったことがありました。

このような親父の元で育った子どもは2パターンの生き方に分かれると思います。
こんな親父みたいになるもんかと勉強に明け暮れインキャの道を選ぶ。あるいは、親父のようになりたいと思うかです。

僕はその選択は後者でした。

色んなとこでバカやったりするけど、仕事の電話がかかってきたら、サラリーマンの顔になり、真面目に仕事の話をし、
仕事をこなす親父が僕にはかっこよく見えました。

 

色んなことが親父とはありましたが、なんでもでき、仕事もできる親父を尊敬しているんだなと、
尊敬する人は誰かを考えた夜に気付きました。

就職活動でも親父に色々と話を聞き、結局は唯一尊敬する親父と同じ商社に行こうと思いました。



最近は親父を越しつつあるけど、あと足りないものが年収です。
親父が退職するまでに年収を越したいと思うけど、これがなかなか高い壁だ。
これで私のブログは終わりです。




体育専門学群4年 坂口慶太

福岡県立東筑高校出身 

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