なにかと目くじらを立てて、他人の足を引っ張る。
ヨーロッパの人々の方が人生を楽しんで、のんびり生きているように感じる。
路上に絵を描いたって、誰も怒らない。
みんな、この『芸術家』を応援している。
深夜に道路を占拠していたこの大道芸人は、数百人の観客に大うけだった。
パトカーも制止しなかった。
こういう人は、いたるところにいる。
贋ブランドバックを売っている黒人たちは、パトカーが来ると、
商品を片付けるフリをするが、
警官は、特に注意もしない。
パトカーが過ぎ去れば、商売再開だ。
BARでは、客は、注文したら、まず食べる。
代金は、自己申告で後払い。
店員は、お客を完全に信用しているように見える。
このウェイターのおじいさんは、フンフン鼻歌を歌いながら、
楽しそうに、
そして、
誇らしげに仕事をしていた。
日本では、ウェイターと言えばバイトの兄ちゃんだけど、
イタリアでは違う。
地下鉄の切符売り場の兄ちゃんは、煙草を吸いながら仕事をしている。
駅では、電車が来たって何のアナウンスも無い。
かわりに広告の映像と音楽が流れていたりする。
そして、時計台の表示は、5分刻み。
5分くらいの『誤差』なんか気にしないのだ。
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