事務所通信

英語学概説

①科目名 英語学概説
②必修科目
③時間割 水曜日10:50~12:20
④教授名 大石正幸先生 那須川訓也先生
⑤前期試験結果 99点
⑥後期試験結果予測 94点

⑦講義内容
前期・後期共に、大石先生と那須川先生が半分ずつ担当。

大石先生は、チョムスキーの生成文法理論。
那須川先生は、音韻論。

『人間の赤ん坊は、なぜ自然にコトバを話せるようになるのか?』
『人類に共通の文法能力が生まれつき備わっているのではないのか?』
『言語による発音の違いは何故起こるのか?』
『どのようにして音を発生させているのか?』
など、内容は、学問的で面白い。

大石先生は、『研究のやり方』などについても折に触れて教えてくれた。

日常生活とは関係ないような世界ですが、
ある意味で、『頭の体操』。
学問の世界のなんたるかに触れる事ができる。


⑧単位の取りやすさ
大石先生の担当分野は、テキスト(英語)をしっかり読む必要がある。
試験は選択穴埋め方式で、試験範囲はテキストですが、講義の内容を理解していないと、テキストを読んでも理解できない。

那須川先生の担当は、試験範囲を教えてくれるので比較的点が取れる。ただし暗記が必要。

いずれにしても、英語の基礎力がないと試験は厳しい。落第者多数。


⑨感想
ある意味で、一番学問らしい科目です。
多くの学生が敬遠する科目ですが、私は好きです。
これぞ言語学、って感じ。
大石先生とは、個人的にも親しくなりました。

コメント一覧

筒井俊明
そうですね。

生成文法理論に触れるまでは、日常生活で、考えた事もない世界でした。

一見、自分たちの普段の生活に関係ない事のようですが、
実は、論理的に考えるという事は、仕事を進める上でもとても大切な事です。

私は、『高校の授業でどの科目が一番実生活で役に立ちますか?』
と質問されたら、

迷わず、『数学です』
と答えます。

論理的に研究考察するという事は、実は、人間生活にとって最も重要な基礎力だと思うからです。

もりうち
20年前、私は東北大学文学部文学科英語学専攻でした。
生成文法をはじめ、英語学は、
脳の中の考察だと思います。

スポーツでも仕事でも、
あまり考えなくても出来てしまっていることを、
なぜ自分はそんなことが出来るのかと分析し人に伝えることは、
とても難しいですが重要なことだと思います。

生成文法は、言語に関する脳の働きの分析ですから、
言葉を使ってコミュニケーションをし、仕事をしている我々には、
面白いものですよね。

なにも考えなくても、出来る人には出来ちゃうんですけどね。
筒井俊明
同感です。
非日常の世界でしたが、とても奥深いものがありましたね。
新鮮な感動でした。
個人的には、生成文法理論に興味があります。

ところで、
大石先生も、那須川先生も、言語学の権威らしいですよ。

及川
僕の感想は講義だけ聞いてると難解なものな思えましたが、復習し、言ってることの意味をうまく咀嚼するとハッっとなって興味深いことを学べてるなぁという実感がありました。
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