丸善に積んであったので、タイトルに惹かれて衝動買いをしましたが、私は面白く感じなかったです。どうもシチュエーションが現実離れしている。非正規社員の書店員が新刊書の帯に感想を採用されるのか。大西賢也が誰なのか、ミステリー仕立てなのですが、答えはイマイチ。今どきの日本人は、そんなに頻繁に涙を流して泣きません。主人公以外の人間性の描写が希薄で、みんな同じ人物に思えてしまう。読書が好きな方にはおすすめします。