事務所通信

バリデーション

他の外国でも多く見られる事ですが、
イタリアの鉄道やトラムやヴァポレット(ヴェネツィアの水上バス)には、
『改札口』がありません。
(ただし、地下鉄には、一部に改札口がありました)

誰でも、ホームや列車の中に自由に入ってくる事ができます。
(だから盗難事故が多い)



乗客は、購入した切符を、自分で『刻印』(バリデーション)をして、
乗車の証明をします。

たまに『車内検札』があり、
切符を持っていなかったり、
切符を持っていても刻印をしていなければ、
無賃乗車とみなされて罰金が課されます。
(例えばローマの地下鉄は、1回券~刻印から75分間有効 が1ユーロですが、
無賃乗車が見つかれば、101ユーロ取られます。)

ES(ユーロスター)などは、必ず車内検札がありますが、

地下鉄やトラムや水上バスで抜き打ち検札に遭った事は、
いまだに一度もありません。



中にはズルをして乗車している人もいるのでしょうが、

基本的に『利用者を信頼』しているのです。

ここは、大きく日本と違うところだと思います。

ヨーロッパは、
何かにつけて『アバウト』な国が多いですが、
これは、
ある意味で『信頼関係』が熟成している。
『カリカリ規制しなくても、ちゃんと規則は守るよ。だからウルサイこと言うなよ。』
っという社会の前提があるのだと思います。

カリカリしていないから、
列車の中で隣り合わせた人達は、みんな気軽に楽しく話し始めるし。
(私たちはコトバが通じないのでニコニコしてるだけ)

なんか、日本はキライです。
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