葛飾柴又寅さん記念館
葛飾区と松竹が、50周年イヤーに様々な取り組みを展開。
2019年4月には、1997年の開館以来、全国の寅さんファンに愛される「寅さん記念館」
が大規模リニューアル された。
◎ 新作映画「男はつらいや、お帰り寅さん(仮題)」
新たな豪華・13名
内部の展示方法が変わりました。
入り口を入ると、「葛飾柴又撮影所」の看板が目につく。
撮影風景、柴又を中心にセットされています。
映画の裏場面を見る
寅さん映画作りをイラストで見る
ノンフィクション絵本から抜粋
山田洋次・森田拳次 共同制作
「ノンフィクション絵本」は、寅さん記念館 リニュアル オープン
とは何ら関係ありません。たまたま図書館で見かけ映画製作が分かりやすく
解説してあるもので参考にいたしました。
生まれも育ちも
「私し生まれも育ちも葛飾柴又です」
…の、セリフで始まる、「男はつらいよ・寅さんシリーズ」48作を数えたとか。
新作として「男はつらいよ、お帰りなさい(仮題)」の制作が進んでいるようです。
ストーリ制作中
『男はつらいよ』(寅さんシリーズ)」原案・骨格が作られる。
テーマは、ストーリーは・・・・。
脚本家、責任者が旅館に泊まりこんで、一心に考え知恵を出し合う。
寅さんの恋人は、どんな美人、失恋…どこのシーンで盛り上げ、何処で寅さんを笑わせるか。
脚本家は知恵を絞って書き上げる。
マドンナと脇役
脚本家がねじり鉢巻きで思案、試行錯誤、行ったり来たりしている時
プロジューサーは、寅さんの相手役(マドンナ)選びが進められる。
美人?女優の演技力!人気度、プロジューサーの苦労は大変です。
脇役、寅さんやマドンナを支えるキャスト選び、
これは映画作りの中で極めて大切な仕事で、念には念を入れて監督と相談しながら選ばれる。
制作発表
マドンナ役が決まると、「制作発表」
マスコミ関係者、TVでも放映される。
次いでポスター造り、スチール撮影が行われる。宣伝は、映画を成功させるための
極めて重要な仕事である。
脚本をしっかり頭に入れて、スチール撮影で観客を引き付ける!!
それぞれ立場に立って慎重に、撮影に立ち向かいます。
スチール撮影(は予告編)、その商品の内容見本である。
予告編 「男はつらいよ・48作」
小道具
脚本は印刷されて台本となる。
台本は、撮影、照明、衣装、小道具、等々大勢の係りスタッフに配られ
繰り返し読んで頭に入れる。
監督を中心にジックリ話し合い、いろんなことが分かるまで質問・意見を出し合って
それぞれスタッフの活動が開始される。
上の絵図は、小道具さんがどんな品物を揃えたらよいか、脚本と合わせ選定中。
ここに無いのは、本物のピストルぐらいかな・・・・?
寅さん持ち物
寅さんは同じダブルの背広を2着用意する。
レギラー出演の衣装は、 棚にきっちりと納められ何時でもOK.
マドンナの衣装は、デザイナーと打ち合わせる。
寅さんの帽子、履物、お守りの小道具は、係りが一番大事にしている。
カバンはワックスをかけて良く磨く。
寅さんが旅先から帰って来た時に差し出す、土地の土産の名物はさりげなく
500円程度のものがいつも用意してある。
その2、続きます。
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