幸せは我が子に引かれ墓参り
親子関係は、友達や夫婦関係以上に難しい側面があります。
血のつながりがありますから、親が子に対して感情的になりやすく、子供も
自分の不遇を親のせいにしがちです。
親は子供を、子は親を選ぶことは出来なく、親子関係と言う
事実を変えようがないのです。
母からのメッセージ(遺言)
=妻や子供を大事にしなさい=
実父の顔は知らない
知っているのは石碑と
戸棚の片隅にあったアルバムだけす。
私の生まれた1年後に逝った。
軍人で病に倒れ亡くなった。
母は88歳で世を去った。
女手1人で3人の子を育て上げた
苦労し続けた一生だった。
俺れ、甘えん坊の末っ子でした
苦労かけた、言い尽くせない、山ほど一杯。
流れ流れて東京での生活が始まった。
母が危篤です、直ぐ来い!
亡くなる二日前だった
『お前、来たか!元気でやっているか?
いいから帰れ、早く~東京へ・・・
奥さんや、子どもを大事にするんだぞ!!
石にかじり付いてでも!!
早くいいから・・帰りなさい・・・東京へ』
枕元で目をつむって、手を出して促された。
母の顔を見て、日帰りで東京へ帰っつた。
翌日の暗い内に息を引き取ったと、電話・・。
前節『東京へ帰れ・・・・・・』の中には
凝縮された、たくさんの山ほどのメッセージ・・が
そのころ・・家庭内は慌ただしかった。
遺言と思い、事あるごとに反省し
親の顔を思い浮かべ、口には出さなかったが・・
1つ1つ思い出している
・・・・・・・・・・・。
命日が近ずいて来た・・・。
合掌
桑の拳が、母親の働く握り拳に似ています。2014・5・27掲載
コメ欄は閉めています。
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