ピンセット一筋の町工場
国内7割のシェアを誇るピンセット専門会社 |
ご主人の鈴木正男さんは、昭和15年頃にピンセット屋に奉公し、 手作りでピンセットを作る技術を身に付け、戦後に会社を設立しました。 そのこだわりと努力が、科学の最先端で使われるピンセットまでも生み出しました |
およそ50名の聴講生
講演会場の横に展示された、ピンセットの数々
医療、工業、理化学分野の実験に多く用いられ、また化粧、趣味などにも幅広く利用されている。
また毛抜などもピンセットの一種とされている
ピンセットの種類は多種多様で、350~400種類はあるでしょうと言っていた。
エピソード
ピンセットは医療用や、科学実験に使用されるものが多い。
そこで修業時代に、芝浦のと殺場から、ウシ1匹の臓物を頂いてきた。
実際に臓物、血管等を挟んでり開いたり狭めたりして、
ピンの先端の長さ太さ、バネの張り具合、全体の長さ、持ち具合などから
多方面にわたり実験したことがありますと、社長の言葉でした。
何でもそうですが、それに拘って馬鹿になることですと
努力の鬼であることが伺われた。
コメ欄は閉めてます