旧名主家(山﨑家)庭園寄贈、茶室公開
庭の寒山拾得 石像
中野区江古田にある区立歴史民俗資料館の脇に、
江戸期の旧名主家(醤油屋)の茶室・巨木があるというので≪フジノ会≫で行ってみた。
旧名主家(山﨑家)の歴史は、初代喜兵衛が本家から独立したことに始まります。
農業のかたわら、醤油醸造にも進出し、有力な商家となりました。
その隆盛ぶりは、江戸の文人たちの紀行文に、その名が記されたほどでした。
庭園が寄贈され、中野歴史博物館、庭園、お茶室が公開されている。
近くのバス停、江古田1丁目。
黄色い〇が庭園と茶室です。
民俗資料館、庭園の歴史書きされている。
庭園内の様子。
案内板
椎の木枝葉部分
庭園内の巨木です。樹齢500年、椎の木です。
寒 山 拾 得
二人とも、実在の、唐代の詩人です。
拾得のほうは、はっきりしない点があるようですが、作品は残っています。
寒山詩によれば、「農家の生まれだったが、本を読んでばかりいて村人にも妻にも
うとまれ、家を飛び出して諸国を放浪した末に天台山に隠棲した。
既成の仏教界からも詩壇からも離れた孤高の隠者として300余首の詩を残した。
寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持つ石像です。
茶 室
とても大きな2間続きの茶室でした。
茶室の大きさから
江戸時代の旧名主家(山﨑家)様子を伺う事が出来ます。
コメ欄は閉めています。
お越しくださって有難うございます。