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漆搔(うるしか)き職人

2022年06月03日 | 総   日    記

漆掻(うるしか)きの技  山と歩む

気候で性質異なる樹液を採取、 後進育成にも力 工藤竹夫 

(日経新聞記事~2022・6・2)



 

新聞を読んでいたら、「漆搔きの技」の記事が目に入った。

カマで漆の木の表皮を削りとり、カンナで横に傷を一筋つける。そこに細く切り込みを入れ、
出てきた乳白色の樹液をヘラで木樽の中にためていく。

「漆掻(うるしか)き」と呼ばれる、漆の元になる樹液を採る作業だ。

しかし、漆搔き職人さんも、プラスチック等のの急激な発展で、激減していると記事にであった。

筆者が少年時代、裏山に漆搔き職人さんが来て、その後を追ったものでした。

その漆搔き職人さんの手さばきは、子供なりに観察し見ましたが、見事でした。

時代でしょうか、その「漆搔き職人」も、数えるほどに成ったとか!?

 

 
漆の成木

   
ネットから、漆液の採取方法

浄法寺の漆 | 最新地域文化財保護関連サイト

URUSHI OHTAKI「漆の基礎知識」(第1話~第3話)
成木の幹に横の筋を入れ、漆液を採取した。


故郷は山間地であるため沢山の漆の木が自生していた。
これ等の(漆液)を採取するために多くの漆職人の作業員が山に入った。

しかし、幹に傷をつけてそこから液を採取すると言う極めて原始的な方法、
容器に溜めるのは至難の業でした。

 

漆器の見分け方ー本物の漆塗りとニセモノの違いと山田平安
漆塗りの器
文化庁から、国宝や重要文化財の修理に国産漆を使用するよう通知があり、
国内で年2.2トンの漆を掻く必要が出てきた。

 

* 漆は初めての人は、「漆かぶれ」 になるので要注意です。

 

 

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