あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

紅葉三連発 2 街中の紅葉

2024-12-10 19:04:19 | 植物
 わたし、なんとボケているんでしょう! 公開したつもりが下書きのままでした。紅葉3連発の2番目の記事です。今更なんですがせっかく書き上げていたのでアップします。
 
    週1回の松山市通い。
 あたりの景色は毎週変わっています。 街路樹のアメリカフウも山際はすでに散りかけ、平地では紅葉のピークを迎えていました。この色が並ぶと、街が秋めいて見えます。

 
 松山市の中を流れる石手川の緑地帯の木々も黄色っぽくなってきました。

 
 紅葉ではなく黄葉という印象です。 それは何本かのイチョウの木のせいでしょう。



 
 
 緑地帯にはモミジは少なく、赤い葉が目立つのはサクラの木でした。
 
 
 
 まだ小さい木のほうが紅葉が残っていて、大きな木は葉がありません。
 
 葉が紅葉する木がもう一つありました。
 
 
 ナンキンハゼでした。まだ紅葉は始まったばかり。
 
 これはケヤキかな?
 
 緑地にはあえて種々様々な木を植えているようなのです。

 大きな葉のこの木はプラタナスでしょう。アメリカフウやタイワンフウとよく似ていますがこちらは黄色くなるみたいです。




 いっぱい実がなっていました。



 大きな木の実ってなんだかうれしい。
 
 対岸の景色
 
 どうもまっかっかにはなりそうもないです。このまま冬になっていくのでしょうね。
 むしろはっとするほど色鮮やかなイロハモミジは個人のおうちに小ぢんまりとまとめられて植えられていることが多いです。秋は楽しいドライブですけど危ない危ない。よそ見をしないようにしなければ。
 
 
 ここからは郊外の木です。
 
 東温市の運動公園
 常緑樹と交互に植えられているカエデが互いに引き立てあって目を引きました。あいにく風があって池の水が波立っていましたが、静かだともっときれいだったと思います。

 
 手前にはメタセコイアがあります。
 


 池のほとりには
 




 
 
 サクラの名所、重信川の土手
 朝ちらっと見た時はきれいだと思ったのですが、そうでもなかった。近くで見るとくすんでいました。ただ、割とたくさん葉っぱが残っていました。
 
 





 近くにある水天宮には大きなイチョウがあります。桜並木場所から見ると一塊の黄葉に見えました。
 
 




 
 おまけ
 3週間ほど前、石手川緑地で見つけたタヌキ
 


 
 朝、車道のすぐ傍に倒れていたのです。帰りにまだいましたので見に行きました。傷もなく眠っているような死骸でした。私の想像では、車道を歩いていて車に跳ね飛ばされたのではないかと。
道を挟んで反対側はマンションが立ち並んでいます。こんな街中にもタヌキが住んでいることにびっくりしました。
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山のコスモス畑

2024-12-01 00:24:36 | 植物

 11月中旬、松山市からの帰り道、東温市の河之内地区へ寄り道をしました。いろいろなヤマアジサイがある総河内神社、白猪の滝の花しょうぶ、今年は山の中のイベントにも・・・何かにつけ寄り道をする地域です。田んぼ2枚ほどのコスモス畑があったことを思い出したのです。

 車が一台道端に停めて合ってご夫婦が写真を撮っていました。

 

 規模が小さく、ニュースで取り上げられるほどではありませんが、ちょうど見ごろできれいでした。

 私が写真を撮っていると、今度は自転車で山道を走ってきた人が自転車をおりて写真を撮り始めました。


 それからまた一台車がやってきて私の後ろに停めました。


 







 丈が低いので青空と写すのは難しい。

 花は真上から見下ろせます。

 しばし色鮮やな花に癒されて帰りました。

 コスモスだけでは寂しいのでうちの貧相な庭の花を(雑草とともに)。秋が深まって色だけは鮮やかになってきました。
 ユウゼンギク
 これを分けてくれた人は私より若いのですが数年前に亡くなりました。この花が咲くと懐かしく思い出します。
 
 ミニバラです。オキザリスと雑草があたりを覆っています。
 
 ほったらかしなので病気が来ているみたい。バラは私のようないい加減なお世話をする人間には向いてない花だなあと思います。それでも今年の酷暑を生き抜いてくれました。
 頑張れ、農薬はやりません。
 
 
 花びらまで虫食い。 というか、葉っぱより花びらのほうがたくさん食われてます。花びらがおいしいのね。



 そうか、無農薬だし、人間がジャムにして食べてもいいのか。



 
 
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まだ咲いている また咲いている

2024-11-28 18:37:40 | 植物

 11月24日 、石鎚山に雪がかかりました。

 




 11月は暖かい日があったり12月中旬の寒さがきたり、天候も目まぐるしく変わりました。が、まだ夏の花が咲いていたりもします。
 
 




 今や野生化しつつあるように見える西洋アサガオ。まだまだ元気です。
 あちこちで見かけますが、11月24日に市の中心を流れる新町川の川べりのを写しました。
 これをここで繁殖させていいのかなあ? 
 


 きれいに整備された水辺なんですよ。川と名はついているものの、実は川ではなく自噴する水の連続でできているそうです。ここの生き物や植物は大切にされているはずなんですが。
 
 我が家にも夏の花がまだ咲いています。
  センニチコウ(千日紅)名前通りの花です。


 
 もう一つ元気いっぱいなのが 
 食用ホオズキ
 
 






 
 実は食べられます。去年のこぼれ種から勝手に生えたらしく、秋になってから大きくなり、今花が咲いています。でも、この調子では食べることにはなりませんね。去年も冬の初めに実がなって熟れなくて放っておいたのですから。
 
 これは11月ハイウエイオアシスの駐車場の片隅に咲いていたクロホオズキ。

 
 うちでも毎年こぼれ種で生えていましたが、今年は草ぼうぼうにしてしまったからなあ、もう絶えてしまったかもしれないです。夏、青い花びらが涼し気で私は気に入っていたのですが。
 それが11月になってもまだ咲いているのにびっくりしました。そしてこれがなぜクロホオズキと名付けられたかよくわかりました。

 ね?
 花ばかり見ていたので、実がここまで黒いとは今まで気づきませんでした。

 
 これは、まだ咲いていると言ったらいいのか、また咲いていると言った方がいいのか。 
 10月に一度抜いてしまったオシロイバナです。その時落ちた種から芽が出て、低い背丈のまま、なんと花が咲きました。立冬を過ぎたというのに。
 
 
 しかも花の形が、本来の花よりも複雑で華やかです。どうしてかな?

 
 一方で
 またまた咲いた春の花。
 先日河原の土手を歩いていて見つけたのはスミレです。

 
 このあたりにたくさん咲いていたのですよ。
 
 
 昔は狂い咲きなんて言ってましたが、それはかわいそうですね。返り咲き? 二度咲き? 勘違い咲き? 暖かかったり急に冷え込んだりするから花が勘違いしてしまったのですね。それにしてもみんな揃って勘違いしたなんてね。
 
 スモモ。これはよその畑で見つけたものですが

 
 うちのスモモも咲いていました。

 
 運動公園では、夏の終わりに咲く花がこんなに青々と茂って

 花もいっぱい


 

 
 ボタンヅルでしょうか。この場所ではちゃんと夏の終わりにも咲いていましたから、二度咲きと言った方がいいかもしれません。
 
 フユザクラ? それとも春のサクラ? これは西条市中心部の図書館付近に植えられていたものですが、フユザクラのような気がします。





 今我が家で一つだけ今の時期にふさわしい花が咲きました。
 サザンカです。

 やっと冬らしくなりました。
 
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色づく木々

2024-11-22 10:32:24 | 植物

11月になって葉っぱが少しずつ色づいてきました。

ハイウエイオアシス石鎚





 
 丹原総合運動公園

 
 松山市総合公園



 今月は週2回のペースで桜三里を越えました。通るたびに色づいてくる木々。

 11月19日帰り道、少し時間があったのでところどころで車を降りて写真を撮りました。
 
 松山市石手川緑地。
 サクラの葉は紅葉せずに枯れているようです。
 
 東温市の国道沿いの街路樹はアメリカフウの並木です。
 この時期街路樹の色が本当に綺麗なのです。 
 もとケーキ屋さんの白い壁に
 






 ついでに街路樹の方も
 


 
 このあたりの紅葉はピークだったかもしれませんが、平地に下りてくるにしたがって鮮やかさは薄れてきますので。
 
 結局いつもの撮影スポットが一番綺麗。お気に入りのパン屋さんと大きなスダジイのある神社とに挟まれた当たり。
 
 
 
 国道を逸れて河原の土手から見た景色も私のお気に入り。
 
 
 空の青さとの対比が素敵
 
 
 でももう終盤ですね。おまけに今年は色鮮やかではないようです。
 
 
 これが朝だともっときれいなんですが。
 
 峠のトンネルを抜けると、ひときわ鮮やかな赤が目を引きました。
 
 
 
 
 
 ここは2,3本しか木がないのですが、ずば抜けてきれいに紅葉します。ただ、私有地で2,3年前まではごみの山でした。それがきれいに撤去されて写真を撮っても見栄えがするようになりました。
 
 もう少し行くと発電所のイチョウ並木
 


 
 イチョウはほかの木に比べて少し早く色づきます。この日はすでに散りかけていました。
 
 


 
 
 今年は、何度もここを通ったけど、
 おお!というほどの黄葉が見られないままでした。なんだか葉数が少ないように思えたのですが気のせいかしら。すごいときは一面黄色のじゅうたんを敷いたようになるのです。そして何人も見物する人がいたものですが・・・ 近くのイロハモミジにいたっては無残なほど葉っぱがありませんでした。
 さて、平地の紅葉はこれからが本番。例年だと勤労感謝の日あたりがどこも見ごろになるのですが今年はどうでしょう。
 
 ところでどうでもいい話なんですが、
 
 白髪が増えてきたのでヘアマニュキアでいろいろ染めて遊んでいます。今回は紅葉色を入れてと頼んだら素晴らしくはでな頭になりましてー
 
 ばあちゃん、変なよ。
 
 とウマオ。
 やっぱりそうか。私としては細い赤やオレンジのラインがところどころに見えただけでよかったのですが、仕上がってみたら赤の量が多すぎるのよね。お出かけの前には、いかにして派手な色グレーで隠すか、鏡の前で苦心惨憺しております。みんなは素敵と言ってくれますが・・・洗ったら色はうすくなるし、とも。 それってやっぱり派手すぎるということじゃない? それに色が落ちてきたら・・・
 自分の頭の中で、アメリカフウの葉が落ちてきたころの景色と私の髪の色とが重なって見えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




 
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野の草花は、はびこりせめぎあい

2024-10-31 10:18:02 | 植物
  10月見かけた川の風景です。川底は、水の代わりにどこまでも続く草。
  


 白く見えるのはおそらくシャクチリソバ・・・だと思う?

 
 写真に撮るのがちょっと遅くなりましたが、少し前まではもっと真っ白だったのです。
 
 そばの花にそっくりです。けれど畑に植えられたものではありません。もう10年以上も前に、畑の端っこで見かけた時は、畑から飛び出したものかもしれないと思っていたのですが、シャクチリソバという外来種もあるということなのです。
 
 
 これが、年々この川周辺を拠点にほうぼうに広がっているような気がします。川のそばに多いので水を好むのかなと思っていましたが、
 全く水のない別の場所でも見つけました。
 
 


 
 すでに三角の実もついていました。
 


 こうなると、ますます判別しかねます。この土地でそばを栽培していた可能性もありますので、そばの名残かも? 今まで私の見たソバ畑は、乾いたよく日の当たるところにありました。それともこれはそばで、川の中のとは別物?
 
 
 一枚目の写真でうっすらピンクに見えるのは
 
 ミゾソバ でした。 これもかなり広い範囲に広がっています。
 
 
 白い塊とピンクの塊が交互に続いて、陣地争いのように見えました。
 ただ、ミゾソバはところ選ばずどこにでも見かけます。ほかの草に交じってちらほらしている場所もあります。緑の中の花はなかなかかわいいのですけど、とげがあるのよねえ。
 
 ヒレタゴボウも一枚目の写真の右上にちょこっと写っているのですが、実際は群生しています。これは水田でも見かけますから、水を好む植物ではないでしょうか。 乾いた土地の我が家の周辺では見かけません。 

 
 手前に写っているのはガマなのですが、これも、川の一部を占領しています。これは少し離れたところにガマ畑があって今は放置されていますから、多分そこから来たのでしょう。今後どうなっていくかな?
 
 川の中の群生を見ていると、野の花は勢力争いが熾烈なのかもしれないと思います。塊になって、しのぎを削っているように思えます。
 この川底、いずれは底の土砂ともどもきれいにさらえるのでしょうがー
実際上流の方は川底が見えていました。去年までシャクチリソバがいっぱいだったのに。で、その土砂はどこへ行った?
 運ばれて行った場所で、白い花が咲いているかも。
 
 川から広がると言えば、先日気になる記事を見つけました。侵略的水草が県内で2か所、今治市と西条市で見つかったというのです。繁殖力が強く、他県でも排除に苦慮しているとか。2ミリの根っこでも再生するというから脅威です。(写真は新聞記事から)
 
 
 地球上最悪の侵略的植物と言われ、繁殖して水路を妨げたり、田畑に侵入して農作物を覆ったり、在来種の植物を圧迫したりするそうです。
 早速その川へ行ってみたのですが、見つかりませんでした。川って長いんですもの。でも、この繁殖力からいうと、立て札でも立てて、摘み取ることのほかにも川に入って泥をかき混ぜる行為(魚とりなど)にも注意喚起すべきではないかと思うのですが、どうでしょう。
 
 土手では、
 コセンダングサ。
 
 
 この繁殖力にはかないませんねえ。
 
うちに生えているのは見つけ次第引き抜きます。一本たりとも見逃すと、衣服がくっつき虫だらけになって取るのに苦労しますから。放っておくと畑全体支配されます。
 
 川はこれくらいにして、運動公園で見つけた、ヌスビトハギ
 
 
この間まで薄ピンクの可憐な花をつけていたのですが、これが園内どこにでも広がっているのです。



 ネジバナは大丈夫かなあ。カワラナデシコも大丈夫かなあ。特定の植物が広がると、力を持たない植物が消えてしまいますから心配です。ここの運動公園は管理が追いつかないようで気になっています。
 
 とある耕作放棄地で見つけたマルバルコウソウ
 ただ、我が家の周辺では見かけません。そのうちこのあたりにも? そうなるとピンクのホシザキヒルガオと競争になるかもしれません。
 
 畑一枚覆いつくそうとしています。
 
 
 かわいいのですが、この色褪せた赤はちょっと・・・私好みではないです。
 
 


 
 ひところ、花粉症の原因になるといわれ目の敵にされたセイタカアワダチソウ。他の植物の繁殖を阻害するとかで大々的に退治されていましたね。どうも花粉症は濡れ衣だったみたいです。道端で見かけてもだれも引き抜く人はいません。ただ、耕作放棄地では畑全体が黄色くなるほどこれで覆われます。
 今咲き始めたところです。
 
 
 咲き始めはきれいなんです。
 
 
 これは道端のを写しました。
 
 
 小さな黒い虫がたくさん来ていました。



 セイタカアワダチソウはある程度繁殖すると、自ら繁殖を抑制するんですって。でも大きい植物ですから結局は足元の小さな植物はなくなっていくんですよね。
 
 
 
 





 


 
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今年の10月の花々

2024-10-28 08:43:00 | 植物
10月初め、ヒガンバナが真っ盛りだったころ、
しつこく載せます。
 
 
 オシロイバナの茂み(大げさではなく)の中にたった一輪顔を出した白花のヒガンバナを見つけて大急ぎでオシロイバナを処分しました。種ができかけていましたから。
 そうしたら、中からたくさんの花が出てきました。良かった~

 
 そして去年、ダメもとで植えた(時期が遅いからと、甥っ子にもらったもの)リコリスが2輪咲きました。これもよかった~




 もらったのはオレンジ6球、白かクリーム色かが6球のはずでした。多分クリーム色だったと思うけど、そちらのほうは

 
 花も咲かず、10月中旬になってひょろっとした葉っぱが2本出てきました。残りは? 土の中で腐った?
 オレンジは何とか生き残っていたみたいです。来年に期待。
 
 
 一方、オシロイバナのなくなった白花のヒガンバナのところでは
 よく似た葉っぱが4種類出てきました。
 
 こぼれ種から芽が出たオシロイバナもいっぱい。抜いてからひと月もたってないのに。これから大きくなってどうする?
 


 
 白花のヒガンバナと思ったけど、違う。
 
 
 あれ?と思ったのですが、よく考えたら去年ショウキズイセンを一つ植えたのでした。
 
 これが白花のヒガンバナ


 
 これはダイヤモンドリリー。これから花が咲くのでしょうが、まだ花茎が見えません。葉が伸びすぎで倒れているけど大丈夫かな?
 

 
 そしてこれ。


 どう見ても普通のヒガンバナですよね。 去年球根がいっぱい露出している道端で、キツネノカミソリだと思って拾って帰った球根なのですが、ちがったみたい。キツネノカミソリの葉はたしか春に出るんじゃなかったかな? これ、ものすごく増えそう。だって、拾って帰ったのは二つだったのです。あちゃー、どうしましょうね。
 
 
 キンモクセイが、なんとかお祭りに間に合いました。 今年はなかなか咲かなかったのです。
 うちのキンモクセイは切ってしまったのでこれは運動公園の花
 
 
 香りはするものも、花つきのさびしいこと。

 祭りを過ぎてもヒガンバナは咲いていました。



 長い間つぼみのままだったシュウメイギクがやっと咲きました。
 縮れたつぼみがひと月あまりついていて、病気で咲かないのかと思ってしまいました。我が家では今までシュウメイギクはどこに植えてもうまく咲かなかったのです。

 
 つぼみが縮れていたのは八重咲だったからなのね。わたし、一重も好きなんだけど。

 
 トレニアもまだ元気です。

 
 昔は紫だけでしたけど、今は色も豊富です。よく見るとかわいい。

 
 名前がわかりません、というか忘れてしまいました。アゼムシロに似ている小さな花。

 
 センニチコウ



 赤と
 
 ピンク

 これだけは夏の日照りにも強かった。



 花に同化している赤とんぼ
 
 ホトトギスも何とか咲きました。
 
 
 けど、足元は

 
 何とか厳しい夏の暑さを生き抜いたことを物語っています。
 
 何とか生き抜いたのはこれも
 


 
 フジバカマ。春にはこのあたりにわんさか伸びていたのに、たった一株。全部夏の間に枯れました。ただ、小さな芽は出ています。
 


 もう少し日陰になる場所に植えてやらないといけないのかもしれません。 

 コムラサキシキブは実がわずかに残っているだけです。 シロシキブはとっくにありません。わたしの感覚では、いつもはもう少し遅い時期まで残っていたのに。
 


 
 最近ボケボケの写真が多いです。
 
 フウセンカズラも上の方で頑張っています。今年は下の方が茂らなくて、グリーンカーテンの役目を果たしませんでした。これも夏のせい。

 
 その中に!



 バタフライピーの花がさいていたんですよ。うれしい~
 今年撒いた種が一つも芽が出ず、こぼれ種を期待したのですが、去年いっぱい咲いた垣根の下も1本も出てきませんでした。これは、去年、余った苗をフウセンカズラと一緒に植えたものですが、生えていることさえ気が付きませんでした。まさか、ここで咲くとは!夫の除草剤攻撃もすり抜けているのです。
 
 ほったらかしと言えば、夏の間ビワの木の下でシンビジュームたちに埋もれていたマユハケオモトに花が咲いているのを見つけました。この夏は20日以上雨が降らないことが2回もありましたから、たま~に水やりはしていましたが、まさかね。
 
 鉢が泥だらけです。外に放置してたんですから。
 
 
 裏側
 
 
 全部で4株になっているのですよ。
 ほったらかしがよかったということか。
 
 ヒガンバナやキンモクセイなど去年も同じような記事を書いていました。秋の気温の高さはずっと定着するのでしょうか。
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灯台元暗し

2024-10-16 01:58:19 | 植物
 
 またまた夏の話題ですみません。ジャコウアゲハの観察番外編です。
 本当に偶然なのです。はなこが道の端っこの三角地にしゃがみ込みまして、わたしは袋を手に用が済むのを待っていました。そういえばここをしげしげと見たことはなかったなあ。ポチもはなこも素通りしていたのです。で、そばに植えてあるお茶の木を眺めていたら、なんと! 見覚えのある、しかしこの辺では見たことのない蔓が絡まっているのに気が付きました。
 
   これは? ウマノスズクサ!
 10年近く前、趣味のビニールハウスの中でジャコウアゲハの死骸を見つけて以来、どこかにあるはずと探し続けていたウマノスズクサです。ようやく見つけたのは去年、しかもここからはかなり離れた場所。それがまさかこんなところに生えているなんて。
 地面には小さな苗。道の真ん中にまで生えているのです。
 
 
 4,5日して花が咲きました。間違いありません。
 
 
 うちの方では隣の畑との境に、お茶やシキミの木を植えているところが多いです。お茶も自家製だったんだろうな。シキミも今のように買ったりせず、自分の家で調達していたんだろうな。きっと日々の暮らしに欠かせない木だったのだろうと思います。ちなみに我が家も隣の畑との境にはお茶を4,5本と2本のシキミとを植えています。
 
 で、ここの持ち主さんに会ったとき、ウマノスズクサを根っこから採っていいか聞いてみました。すると
 
 ええ? ここで30年以上仕事してるのに知らんかったがねー
 もちろん採ってええよ。
 
 と、そこからジャコウアゲハの話になって、写真も見せて、盛り上がりました。
 
 それはそれは、灯台元暗しじゃったねえ。
 
 ほんとに。
 
 その間、はなこはおとなしく待っていてくれます。
 
 
 ウマノスズクサを見つけた時、この茶の垣根にはどれだけの蔓が絡みついているのだろうと、ぐるっと見て回ったのです。
 
 どれも7月の写真ですが、羅列します。
 
 多分ボタンヅル。


アマチャヅル あー花を見るとヤブガラシかもしれません。いずれにせよ、ここの散歩道には両方生えています。

 
 ノブドウ(一番手前の葉)
 
 




 カラスウリ


 
ヤマイモの仲間
 
 
 多分スイカズラ ヘクソカズラも混じっているかも



? ビナンカズラの葉のようにも見えますが。



 ハスノハカヅラ 下の方にあるのがヘクソカズラですね。カラスウリ、ボタンヅルも混じっています。

 
 と、まあ、こんなにもたくさんの蔓が巻き付いていたのです。ここにないのは、エビヅル、イシミカワ、アケビ、カナムグラくらいでしょうか。いや、強敵のクズがここにないのは幸いです。
 
 そして秋。
 うちのレモン畑のイシミカワ。こんなにきれいな実がなっています。
 


 
 
 けど、この蔓延りようは許せません。直ちに引きはがしました。



 それからこれも別の場所ですが
 黄色い花が咲きます。

 
 トリキリマメですかね。タンキリマメかも。

 
 黒い実がつぶらな瞳のようでかわいいのですが、
 この奥にはお茶の木があるのです。きっと瀕死のはず。
 
 ここのお茶の木にはさらなる受難
 ようやく隙間から顔をのぞかせることのできた葉っぱに
 
 
 夏、葉っぱだけだったノブドウにも実がなり始めました。
 奥の葉はビナンカズラ



 ノブドウの花
 


 ここのノブドウは実がまばらのようです。
 
 


 余談ですが
 
 秋になってはっと気が付いたことがあります。
 いつも通っているあの道。お茶の木の蔓が大分退治されて、お茶の枝が刈り取られました。それを刈ったのはジャコウアゲハの話をしたあの持ち主さんです。お茶の木が向こうの畑との境だとすると、こちら側にある散歩道は? 
 
 あの持ち主さんの畑の一部か!
 
 そういえばここを通るのはあの持ち主さんの軽トラと私達だけ。お茶の木が途切れたその先は両側とも同じ持ち主さんの畑でその真ん中に車の通る道が続いている。つまり、私は何年も堂々と人様の畑の真ん中を歩いていたというわけです。われながらなんとずうずうしい。もちろんそれについて文句を言われたことも無く、いつもポチやはなこに声をかけてくれる優しい持ち主さんです。
 今日なんか、持ち主さんの軽トラと真正面に出くわしてしまい、私とはなこがよけるために、ウマノスズクサのところまでバックしてくれたのですよ。
 
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ヒガンバナについての疑問②

2024-10-07 20:14:07 | 植物

 ヒガンバナについての疑問2  ヒガンバナに対する人々の意識は変わったのか?

 
 これはかなりの自信を持って
    YES
と答えます。
 
 彼岸頃に墓地で真っ赤な花を咲かせるヒガンバナは、死人花とまで言って忌み嫌う人も多かった。わたしの夫も、縁起が悪い、と、嫌っていました。半世紀近く前のことです。今は何も言いません。
 道端の柿畑の持ち主は、生えていたヒガンバナの球根(正確には鱗茎)を全て掘り上げ、道に放置していました。すると、道を通る車がぺちゃんこにしてくれます。その畑には今もヒガンバナはありません。
 ズラッと並んだヒガンバナを棒で薙ぎ倒して行く悪童もいました。
 でも今は、わざわざ咲いたヒガンバナを刈る人は、わたしの知っているかぎり、この空き地の持ち主だけではないかしら。
 ここの持ち主さんは、いまだに縁起の悪い花と信じているのかもしれません。
 
 昨日の夕方
 


 真ん中まですっかり刈り取られました。

 けどね、手前の花、わかります?真っ先に刈られた、道端の花なんです。


 この通り、綺麗に復活。
 




 うーん
いまいち意図が分からん。
 
 最近では、ヒガンバナを美しい、愛でるべきものとして大切にしようとする人が増えているなと感じます。
 
 昨年行った松山市窪田町のヒガンバナは地元の人たちがお世話をしているそうです。
 
 それから、個人でも、ヒガンバナをたくさん咲かそうとしている人が少なからずいるようです。
 


 ここのヒガンバナは、草一本生えてない花畑の端っこに咲いています。敢えて残しているようです。
 
 道路脇の空き地も、年々花が増えています。ボツリポツリと白花が見えているところを見ると、ここも意図的に紅白のヒガンバナの群生を作ろうとしているのではないかと思います。
 




 畦道は、刈る人もなく放置した結果、赤い帯が年々豪華に。
 
 




 ここを犬を連れたご夫婦が散歩していたり、小さな男の子とお母さんが、虫取り網を持って歩いていたり…
 ノスタルジックで素敵な光景なんです。
 
 そして、彼岸花で赤い道になったという実家近くの道は
 
 前も
 


 後ろも


 ヒガンバナだらけ。。ここ、細いけれどちゃんとした道なんです。子どもの頃はこの道も遊び場の一部でした。





 以前、弟が、
これを踏んで歩く気にはならんじゃろう
と言ったのを覚えています。確かに。これを踏みにじるなんてね。
 綺麗な花は昔も今も変わらずきれいなのに、根拠のない言い伝えや刷り込みに影響されて綺麗に見えなかった昔。それが、綺麗ものはきれいと素直に認めるように、人々の意識が変わってきたのは喜ばしいことだと思うのです。これって花に限らず、世の中全体に言えることですよね。
 
 わたしは咲き始めのちょっと暗い赤が好き。
 






 
 
 
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ヒガンバナについての疑問 ①

2024-10-06 02:25:00 | 植物
 10月になってどこもかしこもヒガンバナだらけになってきました。ヒガンバナの咲いている風景を見て、わたしなりに気づいたことを書いてみます。科学的な裏付けのない素人考察ですので、そこは大目にみてくださいませ。

 今年の開花のばらつきを見て、思ったこと。
 ヒガンバナの開花は、気温に左右されるのか?

 今年一番に見つけたのは9月7日、大木の影の藪の中でした。この辺りの土地に詳しい農家の人が言うには、その辺は冷気の溜まる場所なんだそうです。
 
 こんな草の中に、ぽつりぽつりと咲いていたように思います。


 それから、桜三里の山影の方が、田んぼの畦より早く咲いていたように思います。
 
 毎年、空き地全体に花が咲くこの場所
  大きな八朔の木の下に早々と花が咲きました。そして、早々と刈り取られました。


 倉庫の陰にもさきました。


 けれど太陽がさんさんと照りつける真ん中の方は



 まだこんな状態だったのです。

 昨日(10月4日)散歩の時に、突然真っ赤っかになっていたのでびっくり‼️2日ほど雨でこの道を行かなかったんです。
 一斉に咲いたのは、雨で気温が下がったからではないかしら。
 
 今朝大急ぎで写真を撮ってきました。
 


 ああ〜、手前の方はだいぶ刈り取られていました。




 同じ場所なのにこんなに咲き方にズレがあるのは、日向と日陰、ほんのちょっとの温度差が影響しているのかもしれません。

 ただ、そうとは言い切れないかも。というのは、この広場の持ち主はヒガンバナが嫌いなのか、道端は咲く前から刈り取ってしまったのです。毎日少しずつ中央に向かって刈っているようです。その、刈り取られた道端(写真、手前の部分)
は?


 ふたたびヒガンバナの花芽が!



 一番早く刈り取ったところは、もう一度赤い帯のようになろうとしているのです。
 


 茎を刈られたヒガンバナは、もう一度茎を伸ばしてくるものなのか? ちょっとそれはあり得ないとわたしは思うのですが、だとしたら別の球根が伸びてきたのか?

 草のない場所のヒガンバナが咲くのが遅いのは温度差のせいと言い切れないのはこういうことがあるからなんです。

 それにしても…

 どうせまた咲くなら、全部咲ききってから刈ればいいものをー
一番綺麗な時に刈ってしまうんですものね。













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初夏の野の花

2024-07-02 10:12:00 | 植物
 最近この花、増えてきたのではないかしら。



 夕暮れに見ると結構綺麗なんです。


 ツキミソウと呼んでいますが、正式には?


 一つ一つの花もきれい。


 うちの庭に生えてきたヒナキキョウ。てっぺんに花が咲いています。

 
 よく似たのにこんなのもありました。
 花がいくつも咲くのはキキョウソウらしいです。
 


 花が終わったところ。種が何段にもついています。同じ場所に咲いているけど、いずれ、キキョウソウに占領されるかもしれません。個人的にはヒナキキョウの方が好きなんですけど。


 
 この前蕾だった運動公園の花を見てきました。



 ヒトリシズカではありませんでした。


 ハエドクソウ? 名前がなんだか凶々しくて、優しげな花と合わない。




 オカトラノオがたくさん咲いていた所



 

 




 山のけもの道みたいな所がホタルブクロで通せんぼ




 なんとか中をのぞこうとしたけれど


 見えたのはこれだけ。

 ウツボグサ。子どもの頃から見慣れているなつかしい花です。


 こんなに咲いている所うちの周辺にはありません。


 これがよくわからないのですがー
 ウマノミツバ?


 地味な花です。


 そういえばウマノスズクサも地味ですよね。




 そして、初めて至近距離で見られた花





 名前は?

 うちの近くで見るノバラより、大きくて豪華な気がします。



 ボタンクサギの群れ


 もう一箇所
 見たところ、耕作放棄したビニールハウスのようでした。


 草ぼうぼうで近づけません。


 周辺に咲いていたナスに似た花。この葉っぱと花には見覚えがあります。ナスの接木苗の台木がこれに似ていたように思います。もしかしたら、ここはナス畑だったかもしれないと思いました。



 錆びたパイプと、大木になりつつあるアカメガシワ、なんだか寂しい光景です。



 
 ネジバナがたくさん咲いている所。を見つけてから、この時期訪問するのが楽しみになりました。
 ネジバナってまっすぐ咲くのもあるんですね。


 反対巻きもありました。


 ネジバナが好きで何回か植えたことがある(園芸種)のですが、なぜか根付いてくれません。ここの種をもらって撒いたら生えるかなあ。



 野生では減ってきているフクリンササユリ。
 球根では増えず、種が発芽してから花が咲くまでに7年もかかるそうです。だから、花を切るとダメなんですね。 
 先日、県内の別の場所で保護している花が咲いたと、新聞に載っていましたが、盗掘から守るために場所は秘密だそうです。情けない。ササユリは草むらの中で凛と咲いている姿が一番魅力的なのに。
 
 こうしてみると、

 やはり野に置けれんげ草

 野に咲く花は野山で見るのが一番素敵、と思うのです。












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