あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

いただき物

2023-12-04 00:25:00 | 野菜・果物・料理など
 前回の記事に書いたムベの実
 どんな味なのかお訊ねがありましたので、その報告と一緒に、この秋いただいた食べ物をまとめてみました。



 アケビに似ているので、産直市でアケビとして売られていることもあります。
 が、花が全然違うんですね。確か白い花だったと思います。アケビは実が縦に割れますが、ムベの割れたのは見たことがありません。皮を剥くとー

 中は種がほとんど。


 アケビより種が大きく実がしっかりしている感じがします。
 わずかに白いのが食べられる部分で、ほんのりと甘く、ゼリーのような食感です。というか、感じる前に口の中で溶けてしまいました。味はアケビと同じ。


 種ごと口に入れて、種を吐き出します。アケビより少し大きくてしっかりした感じの種です。残った種?もちろん植えます。

 秋は実りの季節。果物もよくいただきます。ただし、どれも市場には出回らないクズ物ですが、クズというのはあまりにも失礼ですよね。味は正品と変わりません。呼び方も差別的ですが、食べ物が見かけ重視、という風潮は改めなければ。

 キーウィ。左のでっかいの。まだ食べごろになっていません。


 キイーウイは奇形果が多そうです。
 毎年キイーウイ畑に並べられている奇形果



 ウマオはこれを食べてみたいと言うんですけど、なかなか持ち主さんに会えません。会ったらお願いしてみます。

 外見の悪いのはこれも。
 サツマイモです。皮が大きくひび割れて痛々しいんですけど…


 これは弟が畑で試し堀りをしてその場でくれた物ですが、中身は食べられるんでしょうか。
 輪切りにすると歯車が並んでいるみたい。


 皮を剥いて、レンジでチンしてみました。味が悪くてもつぶして砂糖などを混ぜたら食べられるかな?と。
 一切れつまんで見たら、
 あら!美味しい。
 結局何もしないでつまみ食いで消えました。

 それから、猿に盗られる前に収穫できたみかんと紅まどんな。
 毎年色々な種類の柑橘をいただいていました。それが、去年から猿が来るようになって食べ尽くされました。
 スピードで猿に勝ったみかんたち。


 大きいのが紅まどんな、小さいのがみかん、とは限りませんよ。食べてみないと何なのか分かりませんでした。お店で見かけるのは左下の大きいの以上の大きさでしょうね。

 次は間引きした小さい人参です。


 人参を作っている人がいつも捨てていたそうなのです。うちが人参葉大好き家族と知って以来、くれるようになりました。が、量が半端ないの。
 娘宅二軒と、弟宅へ分配しました。

 洗っていたらこんな葉が。
 


 葉脈しか残っていません。食べたのは?
キアゲハかしら。だったら虫付きでもらっても良かったのに。
 小さな人参は、丸まま皿に並べ、バターを乗せてチンします。即席のにんじんグラッセになります。
 葉っぱは、先の部分は天ぷらに。衣をつけすぎないのがパリパリにさせるコツ。ちなみに上の方のはマコモダケの天ぷらです。


 残りは茹でて細かく刻んで味付けします。
ご飯に混ぜて人参葉ご飯、卵焼きに混ぜて千草焼き、豆腐と和えて白和え、スープや味噌汁にも。たくさんあっても用途はいっぱい。
おすすめの食材なんですが、お店にはあまり出ませんよね。

 もう少し大きくなって更に間引きをしたもの。葉はかなり硬くなっていますが、柔らかめに茹でて細かく刻んで人参ご飯にしました。
 肝心の人参がねー

 笑ってやって下さい。










 もちろん、食べましたよ。乱切りにすれば問題なしです。


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8 コメント

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Unknown (ぴあ野)
2023-12-04 07:14:03
あた子さん、笑いました。
実は、我が家で、今食べている人参がこんな感じなんですw
農協の産直では「B品」として売られ、少しお安めなので、
モノにもよりますが、わたしは断然「B品」志向です!
人参の葉の天ぷら、今のブロ友さんのおひとりは、むかし「にんじんの葉の天ぷら」をアップしたことでおつきあいが始まったんですよ♫

さて、肝心のむべ!
ご紹介いただきどうもありがとうございました。
アケビも、ほとんど縁がなく、よく覚えていないんですが・・・
拝見する限りではパッションフルーツみたいなものかなと。
しっかりインプットしておきます!
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Unknown (hanano55rengesou)
2023-12-04 12:21:38
あたこさん💛
いただきものの食べ方紹介、楽しく読ませていただきました。
そう、人参の小さいのも、バター載せて美味しそうですね。郁子は、なかなか食べられないですね。アケビは、高級料理やさんで、皮の煮たのが出てきます。
ちょつと気になったのは、キーウイの奇形品なのです。イヌビワというのがあって実は、中を切ると極小のイチジクそっくりなのだけれど、虫こぶが入ってることが多いの。でも、マタタビの虫こぶが入ったものは、高級な?マタタビ酒になるそうだから、虫こぶも美味しくなるのかもしれないから、ちょっと研究してから、ウマオくんに食べてもらってね。
私もその味、聞きたいです。\(^o^)/
楽しい話、ありがとう。💛出先にて
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キウイ (flowerconnection)
2023-12-04 14:16:03
キウイはうちにたくさんあるんですよ。柔らかくない実をあまり開け閉めしない冷蔵庫に保存すれば半年持ちます。食べたいときに必要分取り出し、ビニール袋などに入れて、さらにリンゴを加え、密閉しないようにして、室温で追熟させます。
なお、これは憶測ですが、奇形のキウイは、雄株が近くにないのではないでしょうか。雌株だけで結実する園芸種もありますが、雄株からの花粉で受粉した方がきれいにできるのではないか、と思います。これ、あくまで憶測。
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Unknown (あた子)
2023-12-04 21:44:24
ぴあ野さん
わたしも、果物などB品専門です。食べるには十分ですよね。けど、B品も、正品のうちなんです。クズとは、捨てられるレベルのものなんですね。そんなのが我が家には到来します。気心知れた間柄同士、気取らない贈り物が嬉しいと思うんです。
 ムベとパッションフルーツ。そう言われれば見かけも中身も似ていますね。ただ、パッションのような良い匂いはしません。果肉も水っぽくないので、ソースなどにはなりませんね。今年はパッションフルーツが一個も成りませんでした。よく追熟しなパッションフルーツも美味しいのですけど。
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Unknown (あた子)
2023-12-04 22:15:16
@hanano55rengesou れんげさん
マタタビ酒は、虫コブの実を使うのですか。初めて知りました。しかもその方がおいしいなんてね。
キーウィの奇果は、虫瘤ではなくて受粉がうまくできなかったのではないかと思います。
農家は、虫がつくような栽培はしないでしょうから。
キーウィは人工授粉なんですよ。本来は虫媒果なんでしょうけど。
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Unknown (あた子)
2023-12-04 22:27:09
@flowerconnection バンクーバーでもキイーウイは育つんですね。うちの周囲にはキイーウイ畑がたくさんあります。日本一の産地を目指しているようですよ。
収量を増やすためだとは思いますが、人工授粉しているようです。もしかしたらそのせいかも知れません。数年前、外国から、輸入した花粉を使ったため、かいよう病が流行って大打撃を受けました。自家産の花粉を使っているところもありますね。
硬いまま冷蔵庫で保存!目から鱗です。たくさんもらっても一度に追熟して食べきれないことがよくありました。今度もらったら、少しずつ追熟します。ありがとうございました。
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Unknown (空と花)
2023-12-05 11:36:24
今日は雨でちょっと鬱です。
あたこさんの前向きの元気な楽しい投稿をよんだら、少し元気が出ました。
ムベはこちらでは、幡多に多いです。夫の故郷で、初めて見ました。香長平野のほうでは、もっぱらアケビです。幡多ではわざわざ口割れアケビと呼ぶようです。
アケビは見実が見えているときが、とりごろで、甘くて美味しいです。
ムベはピンクになったころが食べごろですね。
皮を剥くのが難しいよね。
ムベは幡多の学校での楽しい思い出です。
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Unknown (あた子)
2023-12-05 21:53:35
ムベとアケビは混同している人も多いですね。毎年産直市で見るのですが、いつもアケビと書かれています。
わたしも実がなっているのを見るのは初めて。うちの方ではアケビが主流です。
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