京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




何だか記事が後手後手になってしまいましたが彦根のラストです。
彦根城の京橋前から南北に延びる道は江戸時代の城下町を再現し
お土産屋さんや雑貨店、飲食店等が建ち並び「キャッスルロード」という観光ストリートになっています。

更にその中には「四番町スクエア」というエリアがあり
”ひこにゃん”グッズはこの中のキャラクターワールドなどで買う事ができます。

ひこね食賓館四番町ダイニングの2階に沢山グッズがあり
ひこにゃんプリクラもおいてあります。

ぬいぐるみやマグカップ、Tシャツやバック等々種類豊富
実用性を兼ねてレンズや画面を拭くクリーニングクロスを買って来ました。

他はファイルとひこにゃん箋、ストラップ等

チロルチョコもひこにゃん版があります。

彦根キャラクターは”ひこにゃん”の他にも石田光成モデルの”いしだみつにゃん”
島左近モデルの”しまさこにゃん”大谷吉継モデルの”おおたににゃんぶ”などがいて
歴史的人物キャラクターしまくりです(笑)


通りには何軒か「つぶら餅」屋さんがあります。

このお菓子はたこ焼機の様な機械で焼いた丸いお餅で
形も大きさもたこ焼きに似ていますが中には餡が入っていて
周りはサクサクと芳ばしく中はモッチリとして美味しいです。

普通の店舗も全て江戸町風にできています。
薬局さんも

新聞屋さん

”両替商”?

銀行です。キャッシュコーナーも洒落ています

洋菓子屋さんも江戸(?)の店構え

滋賀県の特産品といえば近江の「赤こんにゃく」も有名
織田信長にちなんだものらしいです。

この赤い色は唐辛子が入っているわけではなく
三二酸化鉄という食品添加物によるもので
味は極めて普通の鉄分入りのこんにゃくというわけです。



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彦根に来た際には是非とも頂きたいと思っていたお菓子がこちら「いと重菓舗」さんの『埋れ木』です。
井伊直弼が青年時代を過ごしたといわれる侘住居の埋木舎(うもれぎのや)にちなんで命名されたもので
白餡入りの求肥餅のまわりに和三盆糖を加えた抹茶がまぶしてある和菓子です。

品の良い甘さが何ともクセになる美味しさで
中に入っている白餡には小倉や手芒豆、豌豆などが含まれ味わい深く
周りの和三盆入りの抹茶の口どけ具合がまた繊細で美味!
箱に入ったものは6個入(840円)からあります。

文化6年(1809年)初代糸屋重兵衛さん創業以来200年の歴史を持つ「いと重」(いとじゅう)さんは
井伊直弼公にも実際に和菓子を納めていたことがあるそうです。
本店さんは彦根城京橋前のメインストリートから少し入った所にありますが
キャッスルロードに面した「創業200年記念ギャラリー」でも『埋れ木』を購入もできます。

「金亀酒ケーキ」というのも有名らしいです。



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築城400年を記念して作られた彦根城のイメージキャラクター「ひこにゃん」
只今、開国150年祭に向けて大活躍しています。
ゆるキャラブームの火つけ役でもある愛らしい白猫の井出達は
井伊家由来の赤備えの兜に黄色い鈴を付けています。
これは二代目藩主井伊直孝をお寺の門前で手招きして落雷から救ったと伝わる”招き猫”がモチーフになっているそうです。
白い姿から”モチ”という愛称で呼ばれることもあるとか・・・

今や大人気のひこにゃん!
城内でも凄い人気で会う為には登場スケジュールに合わせ
時間が来る前に会場に行って待ち構える事必須です。
普段は天守前広場に現れることが多いようですが
お天気が悪い時は博物館前に変更になることもあります。

沢山の人達が待ち受ける中をひこにゃん登場!
とにかく凄い人気です!

歓声が上がる中かわいくお辞儀  

直れ!がまたかわいい直立不動

ショーは約10分間で、その間にひこにゃんが
色々なポーズをとっていきます。

あちこちに向かってやたらとかわいいポーズをとりまくる・・・
やがて紙袋の中から何やら取り出して来ます。

星です

この星を持ち、またまた色々なポーズ

ただ星を持ってるだけなのですがなんとも愛嬌があり、かわいさ全開です。
次は旗を持ってのポーズ

ただ、旗を振るだけ!なのですが・・・
これがまためちゃくちゃかわいいです

この動きからして、中に入っているのは女性ではないか?という声が多いようですが・・・
”ひこにゃんに人など入っていないっ”そうです(笑)

後ろ向きになって・・・

急に振り向く すばやい動きも、とにかく面白いです。

殆どの人がデジカメや携帯で写真を撮っていました
ひこにゃん目当てに彦根城に来た人も少なくないかもしれません。

やがて係りの人から”そろそろお時間がまいりました~”と声がかかり
思わず旗を落としてしまうひこにゃん

落とした旗を見る・・・

拾おうとするが、この体型の為に旗に手が届かず・・・

何とか旗を拾いご挨拶

そしてあっという間の10分が過ぎ、ひこにゃんは退場して行きました~
小雨が降っていたのでビーチパラソルの様な大きな傘をさしてもらってました。

かわいい中にも自信に満ち溢れた堂々たる後姿
さすが人気のひこにゃん、また会いに行きたいキャラでした~



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江戸幕府の大老、井伊直弼が20年の歳月をかけて築いたと伝わる「彦根城」
城郭全体は江戸時代元和8年(1622年)に完成したとされています。
京都からは車で高速を使うと1時間弱で行くことができます。

日本の国宝になっているお城は姫路城、松本城、犬山城、そしてこの「彦根城」です。

彦根藩十三代藩主の井伊直弼が日本を開国に導いてから150年
ということで様々なイベントや特別公開がされています。


特別公開「天秤櫓」(重文)廊下橋を中央に左右対称に建つ櫓

梁などの構造材がそのままの姿で残っています。


天守閣は京極高次が築いた大津城を移築されたものと伝わり
慶長12年(1607年)頃に完成したそうです。
三層三階の調和のとれた美しい造りです。

で湖と空の境界線がよくわかりませんが・・・・
天守から見る琵琶湖と彦根市内

城は内堀、中堀と二重のお堀に囲まれています。

大名庭園として名高い「玄宮園」
江戸時代『槻御殿』とよばれた彦根藩の下屋敷

国の名勝にも指定される美しい庭からは城郭全体を見ることができます。

魚躍沼と臨池閣

茶室、鳳翔台(お抹茶を頂くこともできます)


特別公開、馬屋(重文)21頭もの馬を収容したそうで
大規模なものとしては珍しいそうです。

表御殿

城内はとても広く高低差もあるので全体を回るには約1時間半程かかります。
博物館を含めゆっくり見ると約2時間・・・・
そして彦根城のアイドル?大人気のイメージキャラクター『ひこにゃん』のショーを見るには更に時間が必要
ということで”ひこにゃん”の様子はまた明日アップしてみたいと思います。



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滋賀に来たので近江牛を食べよう~!ということで向かったのが「石山寺」近くの「松喜屋」さん。
明治初期創業の老舗近江牛専門店さん、近江牛の名を全国に広めたことでも有名だとか・・・
1階は精肉店舗、2階はステーキカウンター3階はお座敷になっています。
は牛鍋膳などリーズナブルなお値段で色々なメニューが頂けます。

湖東山麗牧場で自社ブランドの近江牛を育てているということで
特に味わいのある赤身がウリなのだそうです。
上は昼限定の「牛鍋膳」、1人ずつお鍋が別になっていて
割り下等も自分で味を調節できます。
下はすき焼き鍋の後の〆のうどん

1日20食限定の「レディースランチ」2800円を頂いてみました。
近江牛ステーキが付いたコース料理風のメニュー
「牛テールの煮こごり」

「近江牛の冷しゃぶサラダ」

「牛のタタキと帆立貝のグリエ」

「鰻と里芋のテリーヌ、冷製茶碗蒸し等」

「近江牛ステーキ」は自分で好みの焼き加減に焼いて頂きます。

お肉を泡塩といって泡状になったお塩に付けて食べます。
シンプルですが味わいがあり赤身ですが柔らかく美味しかったです。

「デザート」、タルトや抹茶アイスなど・・・

3階はお座敷といっても板の間に厚めのクッション座布団が敷かれ
座卓ですき焼きや鉄板焼用の鍋が1人ずつ運ばれて来るスタイルです。

近江牛を使った「ハンバーグ」や「焼肉重」なども人気のようです。
帰りは1階で精肉や加工食品などを買うことができます。
「松喜屋コロッケ」を買いたかったのですが売り切れでした~



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滋賀県は瀬田川畔にある「石山寺」は天平宝字5年(761年)に
東大寺の僧、良弁が開基したと伝わるお寺で
巨大な硅灰石(けいかいせき)の上に本堂や多宝塔が建つ珍しい所です。
国宝の本堂は紫式部が源氏物語の構想を練ったという「源氏の間」があり
源氏物語の末摘華の巻の絵巻なども残されています。

西国三十三所第33番札所にもなっています。
硅灰石(けいかいせき)は国の天然記念物


少しだけ紅葉が始まっている木がありました。

源頼朝が寄進したと伝わる日本最古の多宝塔

観月の名所としても有名で近江八景「石山の秋月」のシンボルとなっている「月見亭」
後白河天皇など歴代天皇の玉座とされていた場所です。


源頼朝によって寄進さた東大門

瀬田川にかかる唐橋



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京都のお隣、大津ネタが続いておりますが・・・ びわ湖ホールの中にある「レストラン・オペラ」さん
湖を見渡せるロケーションが素敵な所です。

ランチが人気のようですが黄昏時のディナーもお勧め!

ホールの中にあるレストランなのでコンサート等の後に利用する人が多く
その他の日は比較的人が少なくゆったりしています。
窓際の席を予約しておくと琵琶湖を眺めながら食事をすることができて

コースは1890円のお手軽コースからありとてもリーズナブル
3050円のオペラコースが特にお手頃

前菜、スープ、メイン、デザートが付きます。

飲み物はビールやシャンパン等

豆乳と野菜のポタージュスープ

手作りの近江米を使ったパンや玄米パンなど

メインはお肉かお魚料理を選べます
この日の肉料理は牛ホホ肉の赤ワイン煮

デザートはワンゼリーやケーキ、アイスなど



カフェラウンジもあり、昼間はドリンクや軽食をとることができるようです。

夜になると毎晩、湖岸で行われるは「びわこ花噴水」
季節によって時間帯が異なりますが10月は18:00~19:30

京都駅からはJRで2つ目の大津は電車に乗れば役10分少々という時間ですが
琵琶湖があるので雰囲気がガラリと変わります。
来週の土日は「大津祭」が行われ更に賑やか・・・



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三井寺さんの帰り、お土産に買ったのがこちら大津名物『三井寺力餅』
明治2年創業の「三井寺力餅総本家」さんは三井寺の茶所から発展したお店だそうで
お寺から少し離れた街中で京阪の「浜大津」駅の近くにあります。

三井寺に縁の深い武蔵坊弁慶の怪力に因んで
”力餅”という名前が付けれらたようです。

農林水産大臣賞・知事賞受賞ということで
天皇陛下も召し上がったことがあるとか・・・

お餅は一口大の小さい子餅をお団子のように串に差し
その上から蜜を塗り更に上からきな粉がまぶしてあるというものです。

お餅のとろりとした柔らかさが独特で
きな粉は大豆に青大豆と抹茶を加えたものでとても風味が良く美味
所々入ったお砂糖の固まりがしゃりしゃりとするのも面白いです。

お持ち帰り用には家庭用の3本入りから箱入りの物まで
かなり沢山の中から選ぶことができます。
注文してから詰めて下さり鮮やかな手捌きのおばちゃんが見事な早さで包んでくれます。

レジの前に設けられた店内の簡単な席から奥には喫茶コーナーもあり
店内で頂くこともできます。

大津に来た時には是非とも頂きたいお菓子で
さすが大津名物!という感じがします。



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京都のお隣、滋賀県大津市の「三井寺」さんは1100余年の歴史を持つ古刹
天台寺門宗の総本山で正式名称は「長等山園城寺」(おんじょうじ)ですが
天智、天武、持統の三天皇の産湯に使われた霊泉があることから
「御井(みい)の寺」とよばれ、やがて通称「三井寺」となったようです。

トップの写真は宝徳4年(1452年)に建立された入母屋造りの「仁王門」(重文)
甲賀の常楽寺から徳川家康により寄進され慶長6年(1601年)に移築されたもの
国宝(10件)や重要文化財(42件)が数多く残されています。
元和2年(1616年)建立の「毘沙門堂」(重文)

近江八景の1つとされる「三井の晩鐘」(重文)
宇治の平等院や高尾の神護寺とともに日本三銘鐘に数えられ荘厳な音色が有名

室町初期の建築「一切経堂」、堂内には回転式の八角輪蔵があります。

「弁慶の引きずり鐘」、奈良時代の作とされる梵鐘
山門との争いで弁慶が鐘を奪うが比叡山に持ち帰り撞いてみると
鐘の音が”帰りたい”と響いたので怒って谷底に投げ捨てたという伝説が残っています。

国宝の「金堂」、幾たびの兵火により消失し現在の建物は
豊臣秀吉の妻、北政所により慶長4年(1599年)に再建されたもので
桃山時代を代表する名建築として知られています。

金堂の左側に接して建つ「閼伽井屋」(あかいや)には霊泉が湧きでています。
ポコポコという何とも不思議な音がします。
この霊泉が三井寺の名前の由来にもなっている御水
龍神様が住むといわれ年に十日姿を現すということで神聖な場所のようです。
正面の彫刻は有名な左甚五郎の作品

重要文化財「三重塔」

西国三十三所第14番札所の「観音堂」

境内はかなり広く全部回ると約1時間位かかりますがとても良い所で
落ち着いた風情がありました。
京阪三井寺駅から徒歩約7、8分?車で来ても駐車場が広いので停めるのに楽でした~



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『元三太子堂』は比叡山延暦寺の中興の祖、慈恵大師良源の住房跡で、良源の画像が祀られています。
良源は1月3日に亡くなったことから”元三大志”とよばれているそうです。

オレンジと黄色のグラデーションが美しい紅葉です。







大津絵の奉納額が飾られています。

おみくじ発祥の地でもあるそうです。

早速おみくじを引こうと、辺りを探したのですが見当たらず・・・
後で調べてみるとこちらのおみくじは現在の物と違い、僧侶が籤を引き
その結果を1人1人に伝えるというものらしいです。

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