初めて飲んだコーヒー

「タカシ、おかんに電話してもろうて、腹痛い言うて学校休めよ、お父ちゃん新潟に連れったるさかいによ。」　あれは小学校２年生の時だったと思う。なぜそう覚えてるか？　それは行く先で「光の戦士　ダイヤモンド・アイ」のプラモデルを買ってもらったのを覚えてるから・・・1973年から1974年にかけて放送されてた特撮番組だ。　行く先は新潟県、親父はそこに大きな鉄骨を運ぶ長距離トラックの運転手だった。

行く途中、伊賀上野のドライブインで初めて飲んだコーヒー・・・それも親父が飲み方を教えてくれて、黒砂糖をかじりながらブラックコーヒーを飲むという・・・まあ、そこの店がそういう提供の仕方だったのだろうな。


俺のコーヒーとの出会いは伊賀上野のドライブイン・・・それから俺はこの飲み方が一番好きだ。
そんなことを思ってると、ある時、いつもの池田屋のおやじさんが偶然にも同じ飲み方を薦めてきたので、「それ、親父から昔、教えてもらったわｗ」と話が弾んだ。

大酒飲みのアホ親父は54歳で亡くなったけど、俺もあと3年したら同じ歳になってしまう・・・似てきたかな？　顔・・・親父よりは男前になったつもりだが（苦笑）




ブラックコーヒーと黒砂糖　作詞・作曲：ながたたかし　http://www.muzie.ne.jp/songs/375676/