さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

昨夜

2009年06月21日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
昨日20日午後7時03分、会社にいた俺の携帯電話に娘からの声で「お父さん、お婆さんが倒れてて、いま救急車来るとこ!おかあさんが乗っていく・・・」との電話があった。 (とうとう、来たか・・・)と思いながら、すぐに市内の病院へ車を走らせた。 妻が言うには、勤務から帰ってきて、ご飯の用意が出来たから呼びに2階の部屋に上がったら、鼻血、嘔吐で倒れたままだったという・・・。

病院に運ばれた母親に、何を話しかけても「はい・・・」「はい・・・」しか言わない。 「俺が誰か解るか?」「ここが何処か解るか?」と訊いても「はい・・・」しか言わず。 血圧240 アンモニア数値、平常値75のところ290・・・脱水症状により、現在抱えていた肝硬変に拍車がかかり、腎機能までが最悪の状態になっているとのことだった。

母親は、一昨年の秋から、胃のポリープ出血による心臓肥大、C型肝炎発覚、肝硬変、食道静脈瘤、糖尿そして昨夜また判明したヘルニア等で、2度の入退院と通院をしていたところだった。 

昨夜の説明では、万が一の事態が起こり得る可能性も高いので、そうなった場合の延命処置の要・不要を、今のうちに兄弟・家族で決めておいてほしいと言われた。
・・・24年前、親父の肝硬変での時と同じだった。「長男さんが決めてください」との説明に、当時20歳の俺は、「本人がこれ以上苦しまず、楽になるなら・・・」と、腹水の水を抜けば血圧低下で今夜がやま、抜かなければ苦しむがあと数日は生きるからとの説明に、俺は迷ったのを思い出す。

昨夜は俺がひとり付き添った。 親父の時は、死に顔を見たくないからと、友達の家でギターを弾いて気持ちをごまかしていた。 いや、逃げたのだ。

今朝、6時過ぎ・・・なんとか、俺が誰だかくらいは解るようになった。
だが、今回は家に戻る事は難しいでしょうとの医者の説明に、俺たち兄妹3人は覚悟だけは決めた。

これもすべて、何かの意味があって起こっていること。 俺はいま何を謙虚に心に受け止めて、これからどうしていくべきなのだろう・・・それは自分でも解かってることだろうし、あたりまえのことであろう。

とりあえず、いまから帰って仮眠する。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hiromitsu)
2009-06-21 15:42:08
言葉がありません。心中お察しします。
なんとか気持ちをしっかり持って。
返信する
Unknown (廣瀬雅之)
2009-06-21 21:29:20
ながさん
しっかりね
返信する
お母様を。 ()
2009-06-22 01:58:26
大切に。
返信する
Unknown (浜ぐっち)
2009-06-22 09:58:49
親が年老いてゆくのを感じたとき、
つらいものがありますね。
でもそれを目をそむけず見届けるのが
子供の役目なんでしょうか。

でも、お母さんの立場なら、
息子夫婦やお孫さんや、他のお子さんも
沢山いてるので、おばあちゃんとしては、
なにも心配事のない幸せな環境と思いますよ~!
返信する
 (むい)
2009-06-22 12:19:08
おつらいですね、
仮眠をとられてながたさんのご自身のお体もお気をつけくださいね。
返信する
一緒に (アキラ)
2009-06-22 14:21:57
私の父も3ヶ月ほど前から入院しています。

実際、自分の体を振り返っている時間も無いと思いますが、たった1人の大切な人です。

お互いにその日1日の最善を尽くせるように頑張りましょう。

それがとても自然な事だと思います。

決して諦めない気持ち一緒に頑張りましょう。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。