高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 10月初旬記

2013-10-21 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市井上正雄です。

10月に入りましたが、日中はまだかなりの高温が続いています。
9月には、ほとんど雨が降っていないので、農作物の生育が悪く、農作業も土が乾きすぎて思うようにははかどらず困っています。

先月28日、長野直樹氏と二人で、高知市西部保健福祉センターにて生産者の発表会を行いました。
人前で話す経験が少ないので心配していましたが、参加人数も20人位と少なかった事もあり、どうにか私の今までの体験を述べることが出来てほっとしています。  (詳しい報告はこちら

高知で一番早くできて安全を求め続けてきた会を維持して、少しでも会員数と売り上げを増やすためにも、生産者が今までのように仕事に重点をおいてきただけではいけないと思って、これからは、消費者会員のところへ出かけていって、会員とその近所の方達にも呼びかけをしていきたいと考えています。
お近くの集会所や、学校・保育園などの保護者会などでも、10~15名以上集めていただくと、私の今まで体験してきた事をふまえて、有機農業の大切な事や健康法などについて語ってみたいと思います。

「土といのち」の生産者は、20年から30年以上のベテランがたくさんいるし、新しい生産者もだんだんと増えてきていますので、ご指名をいただくと、その生産者と一緒に出かけていきたいと思っています。


※事務局記
上記の学習会にて配布された資料(井上さんの経歴などが掲載されています)をご希望の方は、事務局までご連絡下さい。


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不気味な台風

2013-10-20 09:00:00 | 日記
台風が次々にやってきます。
27号はまだ遠いところにいるのに、高知は雨・・・。時折、強い風も。


22号(?)の前に急いで刈った稲ははさがけしたまま、乾く間がありません。


雨が降らないと言っては困り、台風が来ると言っては心配し、農業は自然との闘いでもあるんでしょうか。
自然は恵みを与えてくれるだけではないことを痛感します。
うまく付き合っていく知恵を先人から学ばなくてはいけませんね。
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四方竹の季節

2013-10-19 09:00:00 | 高知のいいもん
秋に採れるたけのこ四方竹の季節です。

四方竹の竹林はモコモコと葉っぱが重なり合っています。
  

竹林の下は意外とすっきりしていて、ひょこひょこ顔を出したたけのこを手でポキンと折って収穫します。


切り口が四角なので四方竹。土といのちでも来週配送します。お楽しみに♪
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谷川農園の一こま

2013-10-18 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

年中忙しいとぼやいていますが・・・春と秋はやはり忙しいです。
で、そういう時にこれから育つぞ・・という野菜(まあ植物全般ですが)を見るとなごみますね。

1枚目はごぼうオカノリです。
播種したのではなく自生「おのればえ」ですね。
不思議なのですがごぼうはおのればえがいつも強いのですね。
なのでごぼうのたねとりはおのればえを使うことが多いです。


2枚目はホウレンソウです。
少し遅いですがまあ何とか間に合うかな。



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あけび

2013-10-17 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
なんだか急に寒くなりました。台風のせいでしょうか。

さて近所では、秋の味覚あけびが採れました。


このあけびは何十年も前からここにあって、根は人の腕より大きく逞しいです。
  

毎年毎年、変わらずに、人と鳥と虫たちに甘~いおやつを与えてくれます。
変わらない自然に感謝です。
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♪配送鶏いろいろ♪

2013-10-16 09:00:00 | おすすめ品
丸井シュフ(主夫=シェフ)の高知の素材簡単料理法

♪配送の鶏いろいろ♪
鳥類は、小型で敏捷な恐竜の子孫だと言われています。映画『ジュラシックパーク』に出たディノニクス(室内で主人公たちを追い回すやつ)はトカゲ風の出で立ちですが、あれは間違いで、既に羽毛を生やしていたのではないかと考えられています(むしろビッグバードに近い)。

そのご先祖様の感じがうかがえるのが、あの豊のシャモです。なにせ軍鶏と書くわけですから、精悍です。そのような味わいと噛み心地です。掃除の済んだ内臓込みで、まるごと半羽か一羽の提供ですから、ご馳走向きです。

それと好対照が秋川牧園の若鶏で、エサからしてベジタリアンです。大変に食べやすくあっさりした風味で、沢山食べられます。弁当や総菜などに使いやすいのですが、調理のこつは火加減です。凍っていても強火の連続は避けて、加熱しすぎないよう、また油を加えすぎないようにします。

下郷のおおいた冠地鶏藤本鶏(成鳥)はしっかりした風味です。モモ身の赤身のうまさも楽しめます。洋物(ソテー、マレンゴ風、ココヴァン風など)はもちろん、うま煮・筑前煮の素、また酒と醤油だけの煮込み(保存して使い回す、手羽もよい)などに最適です。
成鳥はやはり堅いのですが、まず皮から炒りつけにして脂を出し、自分の脂の中で加熱します(つまりコンフィのやりかた)。さらにオリーブ油などを足し、みじん切りの香味野菜を一緒に炒め(この前のお便りのソフリットを参考に)、酒(ワイン)、トマトなどを入れて煮込みます(和風素材の時も同様に)。ミンチ肉も加熱で脂を出してから使います。いずれも完全に解凍しないのがこつです(うま味が逃げる)。かたまりの鶏肉は、はじめから切り分けるより、加熱が進んだ段階で、「筋目」に沿ってパーツをはずして分けるといいようです(ただし忙しくない時)。
   

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元気な虫たち

2013-10-15 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
10月も半ばだというのに暑いですね。

おかげで冬野菜の成長も早いのですが、虫たちも元気です。
特にアブラナ科の野菜には、チョウやガの幼虫たちが・・・・。


油断していると、あっという間に穴だらけ。食欲旺盛です。


葉をひっくり返しながら1匹一匹捕獲。虫さんたち、さようなら~~~~。

これから挽回して立派な白菜になりますように!
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落花生掘り・さつま芋掘り・おもちつき にどうぞ

2013-10-14 09:00:00 | イベント情報
★ 11月の企画 ★

2012年11月より、土といのちの生産者会員となられた、香美市土佐山田町のわたなべ農園(渡邉志津江さん)を訪問します。『お便り・お知らせ』にも“うちの畑にようこそ”を連載中。秋の一日を一緒に楽しみましょう。

落花生掘り・さつま芋掘り・おもちつき
    
  

日時:11月3日(日) 10:00~14:00
※高知県森林総合センター内「情報交流館」に10時集合
香美市土佐山田町大平80番地(裏の地図を参照)
渡邉さんの畑はここからすぐです。
参加費:会員300円、会員外500円(未就学児は無料)
持参する物:弁当、飲み物、軍手、スコップなどの掘る道具
注意:汚れてもいい服装で来てください
申し込み方法:申し込み用紙(チラシ)、メール:k-tuchi@sunny.ocn.ne.jp
電話 088-832-1752、Fax 088-832-1109   どれでも可
申し込み締め切り:10月25日 (金)

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その後の和綿

2013-10-13 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
和綿のその後です。

花が咲いたのは8月。
そして今、ぷっくりとふくらんで・・・


はじけているものも・・・


いったい、いくつの実を集めればクッションが作れるのかしら、と気が遠くなりそうです。


以前の記事はこちらをどうぞ。
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☆秋の野菜で「芋炊き」☆

2013-10-12 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
丸井シュフ(主夫=シェフ)の高知の素材簡単料理法

里芋の季節です。愛媛県南西部大洲地方では、秋の河原で里芋の「芋炊き」パーティをする風習があります。昔、松山市(近郊)に住んでいた頃は友人たちとよくやりました。
ここでは「正調」ではないかもしれませんが、簡単な作り方を紹介します。
ダシの鶏(身とガラ、カツオダシやいりこダシを加えてもよい)に加えて、里芋(新ものの子芋)、ニンジン、ゴボウ、大根(葉も)、ネギ、ショウガ、厚揚げ(または豆腐)、こんにゃく、練り物(竹輪やジャコ天)などなど、思いついた材料を用意します。根菜は乱切りで、あとの材料は適当な大きさで。
鶏は皮付きや生肉(ミンチも:藤本鶏)なら、冷凍してあるまま厚手の鍋(多層ステンレスか鋳物)で炒りつけ(弱火~中火で)脂を出します。
脂が足りないときは菜種油を加えて、煮えにくい野菜から軽く炒め(練り物や豆腐は後で)、水を足して煮ます。芋がとろけ過ぎないようご用心。味付けはお好みで醤油、味噌、または両方で。
めいめい椀にとって食べます。最後にうどんを入れて仕上げ。

大勢で楽しめる、野趣に富んだ季節の一品です。

コメント (2)
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