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今回は、「㉓瑠璃観音(るりかんのん)」を描きました。
別名を香王観音もしくは高王観音とも呼ばれます。
水難の危機から不思議な火の光に導かれて救われるといわれ、災難、厄除けの観音として親しまれています。
両手で瑠璃壺(香炉)を持ち、水に浮かぶ蓮弁の上に立つ姿です水難、厄除けの観音様です。
㉓瑠璃観音(るりかんのん) ヒンドゥー教に起源をもつ薬師如来が観音菩薩に変化したものです。瑠璃は宝石のラピスラズリのことで、薬師如来を象徴とされています。
出典は東魏(534~550年)で作られた偽経『高王観世音経』から。薬師瑠璃光王佛として登場し、内容的にも薬師如来とほぼ同じです。この経典を千回唱えると死人も生き返るとされています。
また唐代に編纂された『開元釈教録』巻十八には、「北魏天平年間に、定州の孫敬徳なるものが瑠璃観音像を作り毎日礼拝していた。ある日、賊に襲われ誘拐されてしまった。処刑前日、夢に『高王観世音経』を唱える僧侶が現れ、目が覚めると寝言で千回唱えていた。
処刑当日、賊が孫敬徳の首を切るものの3度も刀が折れたため釈放された。家に帰ると、瑠璃観音像の首に3筋の刀傷があった。これにより瑠璃観音を信仰するものが増えた。」とあります。 |
したっけ。