毎月18日は観音様の縁日です。この日に参詣すると功徳が多いといわれる日が縁日。なかでも年の初め、つまり1月18日の観世音菩薩の縁日は、『初観音』といって多くの信者が参詣する日で、観音様を本尊とする寺では、様々な行事が行なわれます。
縁日(読み)えんにち ある神仏に特定の由緒ある日。この日に参詣(さんけい)すれば特に御利益があると信じられている。毎月の、5日は水天宮、18日は観世音、28日は不動尊など。有縁(うえん)の日。結縁(けちえん)の日。 デジタル大辞泉の解説 |
初観音(読み)はつかんのん 〘名〙 正月一八日、新年になって初めて観音に参詣すること。《季・新年》 ※風俗画報‐一五六号(1898)人事門「初観音(ハツカンオン)は三ケ尻村(十八日)と上岡村(十九日)との観音此地方にては最も盛況なり」 精選版 日本国語大辞典の解説 |
「観音菩薩(かんのんぼさつ)」、あるいは「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」、「観自在菩薩(かんじざいぼさつ)」、「救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)」など呼び名は多様ですが、庶民は「観音様」と通称します。
お寺に正式名があっても〇〇観音と呼ばれるのも観音様のパワーにおすがりしようという庶民の心の現れです。
観音様のいるとされる浄土は、ポータラカ(Potalaka、補陀落=ふだらく)といいます。
補陀落/普陀洛(読み)フダラク 《〈梵〉Potalakaの音写。光明山・海島山・小花樹山と訳す》仏語。インド南端の海岸にあり、観音が住むという八角形の山。日本でも観音の霊地にはこの名が多い。補陀落山(ふだらくせん)。 デジタル大辞泉の解説 |
法華経「観世音菩薩普門品第二十五」(いわゆる観音経)には、観世音菩薩は「あまねく衆生を救うために相手に応じて33の姿に変える」と記されています。
これがいわゆる三十三観音です。
栃木・中禅寺(立木観音堂)の本尊は、千手観音(重要文化財)
東京・浅草寺は聖観音、護国寺は如意輪観音
神奈川・長谷寺は十一面観音
京都・松尾寺は馬頭観音
と寺によって祀られる観音様も実は様々です。
浅草寺の1月18日のお参りは初観音、温座秘法陀羅尼会の亡者送りの日で、7日間修法された「温座秘法陀羅尼札」(一躰3万円)が、ご希望のご信徒にも授与されます。
浅草寺も観音様を祀るので、浅草観音と通称されます。
浅草寺では、胸の前で合掌して「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱える参拝方法が推奨されています。
大船観音(神奈川県鎌倉市岡本1-5-3)では、初観音の茶湯会が行なわれ、七難即滅を祈って干支の「大船観音守り」(500円)が授与されます。
坂東三十三観音第一番札所の杉本寺(神奈川県鎌倉市二階堂903)では護摩が焚かれ、本尊が御開帳されますが、奈良・西大寺『初観音供』など多くのお寺では護摩が焚かれます。
和歌山市の紀三井寺では、本堂で「大般若経転読会」が厳修され、僧侶方により次々と経本が転読されます。
尾張四大観音(名古屋城を中心に4つの観音様が配され恵方を受け持つ)のひとつ、笠寺観音では、大縁日『初観音』で、観音様がかぶっていた「お笠」を参詣者の頭にかぶせて祈願するという「お笠祈願」(300円)も執り行なわれます。
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海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
(後略)
お天気よかったので参拝客が多く
ども駐車場も止められなくて
一度帰ってから再度歩いて行きました。
ホッとしました(*^^*)
混んでましたか。
私は行きそびれています。
時期を逃すと、なかなか踏ん切りがつきませんねー^^
したっけ。
紀三井寺でそんな事やってたのかぁ~
今まで知りませんでした。
近い場所って意外と知らない事が多いですね。
したっけ。
懐かしい・・・子供の頃地区のお観音様へ行きました。遊び場でもありました。
これまた近くの神明山で遊びもしました。
お観音様の修行の本も読みましたし、聖観音の絵も描いたことがあります(12号)。
もう神仏混交です。
地区に観音様があたのですね。
神仏混交。いいじゃないですか。日本の文化です^^
したっけ。