白山旗竿(はくさんはたざお)の花が咲きました。
去年が5月14日でしたから10日ほど早い開花です。
白い四弁花を旗竿のように長い茎の先の数個つけます。
今年はどっさり増えたので、少しだけ残して整理しました。
白山で発見されたという高山植物です。
ハクサンハタザオ(白山旗竿)
「野山の草花・木々の花」植物検索図鑑
アブラナ科シロイヌナズナ属
北海道・本州・四国の剣山・九州の宮崎県の、山地や深山の日照の良い草地や林縁・砂礫地に生育する多年草。
丈は10-30cm。茎は株状で、毛は無いかまたはあり、軟弱で、花後に倒倒れて、節から新苗を生じる。根生葉には短い柄があり、頭大羽状に裂け、長さ2-7cm、幅8-15mm。茎葉は細く、羽状に中裂するか鋸歯縁で、長さ1-4cm。上部で花茎を分枝し、茎先に総状に4弁の白から淡紅紫色の花を付ける。花弁は倒卵形で長さ5-6mm、萼片は楕円形で粗い毛がある。
花期は、5-8月。
総状花序は花後に伸び、疎らに果実を付ける。果実は、長角果で線形、数珠状にくびれ、長さ1.5-2cm、無毛。種子は扁平で、長楕円形、長さ約1mm。
※ 名は、石川県白山にちなむ。
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魂が揺さぶられます。これは倉内佐知子の入門としては最適な詩集です。一度読んでみて下さい。
〈溶ける魚〉が背を這いずり、異国の香りが鼻腔を抉る、無頼の詩語は異界をたゆたい、イデア(idea)の入り口を探る——「幼年の濃い光の中で 時間の臓器は待っている」(本文より)心地よいリフレインが幻惑の世界へと誘う「音更日記」、言葉の配置と表現形式にこだわった「光る雪」、グロテスクな言葉の暴力で異質な世界を構築した「青」など計18篇を収録した、小熊秀雄賞受賞詩人の詩集。言葉が持つ魔術的な美を、無意識の泉から掬い上げた、幻想的かつ根源的な一冊。
海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
〈嘘つきィ暗くてあまたの心音とどかない〉
遠のいていく魚の明晰化ききっ肺まで迫って
くる釣り人は何年もかけて彼らの軟骨が深海
に降りしきる微かな煩悶を聴きとるだろうあ
あ溶けて遺棄されたもの糸井海岸廃屋通り人
造海塚あめふらしの過敏な表皮が放つ悲鳴の
ような汁をも圧縮し手の施しようもなくなっ
たわたくしたちの骨格はぶふぅィコンクリー
トの上に横たえ脱臼しそこで乾く海鳩が啼く
〈秘密はやわらかいィ〉
あなたの指先がもう触ることもないのです
幼弟の仰向けの漏斗胸に米粒を数え入れる
〈姉ェさんあなたの温度しずんでくゥ〉
海鳩は二三度くるぶしの向きを変えるとほう
ら内臓を突き出すようにまっすぐ沖を刺し静
止した発つのか発たないのか浅はかに問うも
のに彼はゴムであるクッ力みながら彼は震え
震えながらつま先立つ冴えわたり血走った鳥
の白目に強く弱く花火のような海の火が瞬く
幻生き続けるものいちめんの火ィの海が轟く
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
父が存命だった頃
高山植物を沢山育てて居た事を
懐かしく思い出しています。
もっと色々教わっておけば
良かったです。
今日は少し暖かくなるようですね。
どうぞお元気でご活躍を(^-^)
お父さまが高山食太を育てていたんですか。
高山植物は気難しくて大変なんです。
だから面白い^^
したっけ。
ちっちゃいお花ですね。
雨も風も吹かないでほしいですね^^
小さな花です。
風が吹くと倒れそうです^^
したっけ。