つくしの漬物
2006年2月6日朝日新聞、2月23日の読売新聞の記事で“つくし”が花粉症に利く人がいるとのこと。抗アレルギーの成分が”つくし“にあるとのこと。ふと、思い出し、山形県の三奥屋(みつおくや)(山形県東置賜郡高畠町)さんに電話した。”つくし“の漬物は日本全国で多分この会社しかないだろう。やはり、急に問い合わせが増えているとのこと。試食したのは数年前のことなので、味等の記憶は無いが山形の人は飢饉の記憶があるのか”つくし“までも漬物にして保存し食べるのかと思った。
約二〇〇年前、米沢藩主上杉鷹山公は、凶作に備える施策として「かてもの」という食の手引書を編纂し藩内に配付しました。 その「かてもの」には山野に生える草木果実の中から約八〇種が選ばれ、食法や栽培方法など懇切に記されておりました。「かてもの」の本来の意味は「主食に混ぜて炊くもの」ということです。テレビドラマ“おしん”の時の大根めしはその一例です。
この本の中には、食べられる山野草やその食べ方をはじめ、味噌の作り方、日常から蒔き植えておくと良いもの、干して保存しておくと良いもの、飢饉の時に役立ついろいろな情報が書かれています。この結果,天明の大飢饉・天明3年(1783)の時にも、米沢藩では一名の餓死者が出なかったと言われてます。
2006年2月6日朝日新聞、2月23日の読売新聞の記事で“つくし”が花粉症に利く人がいるとのこと。抗アレルギーの成分が”つくし“にあるとのこと。ふと、思い出し、山形県の三奥屋(みつおくや)(山形県東置賜郡高畠町)さんに電話した。”つくし“の漬物は日本全国で多分この会社しかないだろう。やはり、急に問い合わせが増えているとのこと。試食したのは数年前のことなので、味等の記憶は無いが山形の人は飢饉の記憶があるのか”つくし“までも漬物にして保存し食べるのかと思った。
約二〇〇年前、米沢藩主上杉鷹山公は、凶作に備える施策として「かてもの」という食の手引書を編纂し藩内に配付しました。 その「かてもの」には山野に生える草木果実の中から約八〇種が選ばれ、食法や栽培方法など懇切に記されておりました。「かてもの」の本来の意味は「主食に混ぜて炊くもの」ということです。テレビドラマ“おしん”の時の大根めしはその一例です。
この本の中には、食べられる山野草やその食べ方をはじめ、味噌の作り方、日常から蒔き植えておくと良いもの、干して保存しておくと良いもの、飢饉の時に役立ついろいろな情報が書かれています。この結果,天明の大飢饉・天明3年(1783)の時にも、米沢藩では一名の餓死者が出なかったと言われてます。