年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本醤油事件 余談 ②

2007年04月09日 | 福神漬
荏原製作所創業者畠山一清はサッカリン入り不正醤油事件当時日本醤油醸造の機械の管理責任者であった。

熱と誠 畠山一清著 (荏原製作所創業者)より
日本醤油醸造の製品にサッカリンを添加したのは輸出した醤油が洋上で樽が発酵によって爆発したためサッカリンを入れることによって発酵を抑えようとした。当時ではサッカリンは保存料として使用していた。
 しかし、今の見方としてはサッカリンの防腐効果は少ないと思われる。

鈴木藤三郎が畠山一清に教えた報徳精神とは人間は朝から晩まで働き、生まれてから死ぬまで働き尽くすものである。社会は年々発展していくものである。
今の荏原製作所にはこの精神が伝わっているのでしょうか。
先日白金台にある畠山記念館を訪れて琳派の美術品を見てきました。秋になったら千宗旦の関連の展示があるのでもう一度訪れてみようと思います。
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