年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

しし脅し

2009年03月11日 | 宅老のグチ
しし脅し
日本庭園などで竹筒に水を入れてシーソーのように一方の口に水がたまると重みで落下し排水し音を発するものがある。これをしし脅しと言うそうだ。溜まった水が一気に流れ出て空となる。
 最近の新聞紙上で農業の薦めなどを見ていると他の仕事と違う怖さを知られていない。まじめによい仕事をしていて天候にも恵まれても豊作貧乏と言う怖さを知らない。価格がつかない怖さは最近の住宅価格と同様なことで生産者のやる気を失うことになる。需要と供給の関係である程度まで価格は上昇するが一度供給のほうが需要より過剰となると生産費がいくらになるか関係なく下がる。このため政府は価格維持のため主要な作物は一定の価格以下になると損失補てんすることとなる。そこで漬物の出番となるのだが昔と違って品種が生食用で加工に不向きな野菜が増えている。困ったものである。加工にも向く品種の開発が必要となる。
 
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