年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

中川久太郎

2012年05月04日 | 福神漬
中川久太郎
5月の連休ということで木村紀八郎さんの『中島三郎助伝』を再び読んでいる。最後の戦いで戊辰戦争が終わったときに中島隊に出所出身の不明な下僕として中川久太郎という人物がいる。どうやら最後の戦闘時には病気で陣屋にはいなかったようだがその後の行方も今はまだわからない。
 中川久太郎は千代ヶ岡陣屋に中島隊が入ったころから文献に出てくるようだ。福神漬に関係する『喜兵衛』は中島三郎助と同じ日、同じ場所で戦死している。そして親族である山田箕之助は行徳押切で山田福神漬缶詰製造所を経営していた。山田箕之助の屋号は『中川屋』である。『喜兵衛』と『中川久太郎』は同一人物ということにはならないのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする