この本の題となっている「薔薇」についての記述が始めの章にある。今はバラ色の人生と表現していてどちらかというとバラは好意的な花だがどうやら江戸時代には薔薇(バラ)と茨(いばら)は同一視されていて花よりトゲのほうが強調されていたという。
薔薇と茨について本草関係の書物を取り上げてあって、福神漬の中に入っている(なた豆―刃豆)のとき調べた本と同一だった。
明治のバラは西洋文化の象徴となっていた。桜は日本でバラは西洋となったのは鹿鳴館の頃からという。日英同盟が成立した明治36年頃出版された本で日本の国花が「桜」となった時、英国の「バラ」を意識していたという。
江戸時代以前から日本にあったバラが漢字であるのがやっと納得できた。
薔薇と茨について本草関係の書物を取り上げてあって、福神漬の中に入っている(なた豆―刃豆)のとき調べた本と同一だった。
明治のバラは西洋文化の象徴となっていた。桜は日本でバラは西洋となったのは鹿鳴館の頃からという。日英同盟が成立した明治36年頃出版された本で日本の国花が「桜」となった時、英国の「バラ」を意識していたという。
江戸時代以前から日本にあったバラが漢字であるのがやっと納得できた。