年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

過剰品質から

2013年05月31日 | 築地市場にて

梅干しは本来保存食で昔は,と言っても20年ほど前は1年以上保存ができる食品だった。今は調味味付けした梅干しが主流となって塩分が少なくなり,傷むようになって、賞味期限も短くなった。
 スーパーの陳列棚も冷気が入っているようで、購入した消費者も梅干しの特色も知らず冷蔵庫で保存しているようだ。塩分を抑える競争から、添加物だらけの梅干しとなって久しい。昔ながらの梅干しを食べるとびっくりするくらい塩辛い。体が塩分を受け付けないようになったようだ。
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