年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

豊洲市場着工式の案内

2014年02月21日 | 築地市場にて

2月28日の豊洲市場の東京都事務棟の着工式の回覧がやってきた。ついにここまで来たのかという感じがする。
 ゆりかもめ市場駅の隣の商業施設仮称『千客万来施設』の運営業者が決まったようだ。都内最大級の温泉施設があるという。これから引越しに向けて慣れない作業が始まる。豊洲市場計画の傍聴者として参加して8年はもう過ぎている。後世の築地市場移転史というものがあったら多分オリンピック招致の問題から移転したということになるのだろうか。今では移転阻止の言葉も聞こえず、かといって促進する声も聞こえない。昭和10年の築地市場開業時に日本橋魚河岸・京橋大根河岸から築地まで行進して行ったそうだが、前途が不安で喜びにあふれていたとは記述されていない。昭和10年といえば日中が泥沼の戦争状態に入る2年ほど前で昭和6年の満州事変のあとの時期である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする