住まいの移転計画で、縮小整理中で未使用のアベノマスクが出た。これは100年経たないと骨董の布にもならず、せいぜい人形等のクッションしか使い道がないだろう。
大枚はたいて政府が調達したマスクは届いたときはすでに一般人が自作の布マスで感染防止策をしていた。また規格無しの調達だったため、不衛生の物もあって、さらに検査費用と保管料と廃棄量も加わって、政府を支える高官の世間知らず証明した。結局役に立ったのは身近な布等でマスクもどきを作る情報で、感染を抑えるというより、自分の呼吸排気を拡散させないということと対外的な視線防御の役目があった。
家のごみもまだまだ整理途上で、近過去の遺物が出ると思い出に浸る。今マスクをつけると顔の大きさを考慮しないで作ったのだろうか小さく、漏れている。