年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

漬物公式統計の誤差

2022年01月29日 | 宅老のグチ
日本政府の建築系の統計が重複計上で今騒がれている。あまり当てにならない隣国中国の公式統計も様々な裏技を使って、中国政府の行動予測しているようだ。多くの中国金満家は人脈を使って、政府の意向を探っていた。デジタルの時代は政府の統制の効かないネットの組織を作り、体制を揺るがす放言で弾圧されているようだ。このあたりの情報は香港投資家が徐々に本土経済から静かに撤退していたことから知っていたように見える。彼の言い訳は投資の組み換えと言っていた。今まで改革開放から成長に自信をつけ、中国の歴史の転換となる原因を作ったのが権力内部の腐敗と周辺地域の貧民であった。

 漬物の統計もあるのだがどのような集計をしているかは全く理解できない。一応食の需給を調べる組織が統計を出しているようだ。大手量販店を含めたPOSデータを集計していて、その他のデ―タを加え、発表していると思う。野菜価格の上下変動でたとえばキムチの白菜も国産から中国産となることもあると知っている。量販店では表示の問題があるので野菜高騰時は冷凍とか輸入品を使うことを周知しているようだ。漬物は好き嫌いが多く、外国産なら食べないという人もあって、産地変更の表示漏れ連絡ミスの方が怖い。
 全食品産業中で漬物が3500億円はシエアが1%、スーパ-でも2%以下の地位で重要でない。誤差があっても気にする人はいない。
 フランスの巨大量販店カルフ-ルが千葉県船橋に開業した時、大量陳列の韓国キムチが安売りされていたが賞味期限が切れそうな時期にもう一度訪問すると売り場面積が激小面積になっていた。西友を取り込んだアメリカのウォ-ルマ-トが静岡県沼津市にアメリカのようなス-パ-センタ-を作ったが、漬物売り場は貧弱だった。この点日本のス-パ-センタ-の一つ群馬県本社のベイシアは漬物に地域の需要を取り込んでいると感じていた。欧米の量販店が日本で育たないのは漬物を主として購入する高齢女性を無視したためである。総菜でも和風と洋風があるのが日本である。
 今は高齢女性が多く、財布のひもが固く結ばれ粗食している。量販店の平日午前中の客は高齢者の社交場でもある。この高齢者の財布を開く研究をしているのが電話をかけて訪問している詐欺師である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする