手元には図書館カ-ドがいつの間に数枚貯まった。築地にいたときは中央区京橋図書館へ行っていたので中央区民でなくとも中央区の図書館カ-ドを作成出来た。この京橋図書館も間も無く移転する。京橋図書館の地下にある郷土資料は閉架であってもカギの掛かっている書庫は閲覧室から見えていて司書に頼んで出してもら事もある。多くの食関連の本があるが水産系が多い。中央区は日本橋区と京橋区が合併してできた区で過去のいきさつから旧日本橋区の町名には日本橋の名前がついている。中央区の区役所の建て替え計画で移転するのだが郷土資料室の保管庫が多分海面以下のところにあって、水没の危険性があって気になっていた。さらに中央区は昭和の時代の本が紙質の問題で貸し出しが禁じられていて、本を予約し図書館内で読むしかない。読み終わったらまた預つけて再度図書館内で読むことになる。中央区の対応で戦後の本の質が悪いことを知った。他の区では明治期の本でも借りられる。
台東区の台東図書館はカ-ドを作る必要がなかったが郷土資料の席に着くためカ-ド作成となった。ここでは主に上野浅草関係の資料が多く福神漬の基礎調査となっている。
国会図書館カードも作ったが転居の混乱でまだ使っていない。閲覧カードでは国立公文書館カ-ドもある。なんの文献を出してもらったか忘れたか一応自宅で検索し印刷した番号で本物を出してもらった気がする。周りは全て学者風の人でそこで漬物の史料を出しているとは思えないだろう。漬物の史料は研究者が少なく東京在住でないと大変だろう。
このような図書館訪問もコロナで制約が増えあらかじめ調べる本を見つけていないといけなくなった。でも普通のところには文献は見つからない。
海事の図書館とか矯正の図書館も訪問予定しているがコロナで制約があって効率が悪い。
矯正図書館 犯罪者・非行少年の処遇や犯罪の予防に関わる分野を中心にした、国内唯一の刑事政策・矯正の専門図書館です。 矯正協会が大日本監獄協会として1888(明治21)年に創立した頃から収集してきた資料を基に、1967(昭和42年)に開館いたしました。
研究者の方のみならず、広く一般に公開しています。
研究者の方のみならず、広く一般に公開しています。
ここへ行って調べるのは福神漬の命名者梅亭金駕が狩野派絵師だった河鍋暁斎と共に(暁斎画談)という自伝風の本を明治20年7月に出版した。この中で大番屋屋敷(江戸市中での自身番の大掛かりな施設)での暁斎の政府高官の誹謗の取り調べの戯画に疑念があって、多くの暁斎研究者は触れていない。今感じるのは金駕と暁斎が言論弾圧と出版禁止を避ける方法でそれとなく政府批判したと思われる。明治20年は条約改正の動きが止まった年である。
本の断捨離で基本となったのは図書館に蔵書があるものは捨てた。