年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

70歳以上の都内居住格差

2024年01月08日 | 宅老のグチ
親族の会食で70歳以上の生活の話題となる。
東京は大きく分けて、平地の地域と山の手の坂と階段地域に分けられる。そこから高齢者になると不都合なことが起きる。山の手には川が流れていて、夕立のような突発的な雨に弱い。これは洪水によって、川幅が広げられたことより、住宅が早く建ち、その上舗装され雨が排水溝にすぐに流れる。
 都内の郷土資料館には古代の東京の様子が土器の出土で示されている。そこには土地の形が今に伝わる。
 江戸時代からの東京の変化は土地の形はすぐに解からない。ところが大水でその姿が現れる。さらに地震によって軟弱地盤が露見する。ただ売買で売主が不都合な事実は昔は話さなかった。ハザ-ドマップが出来たが、洪水は予想できるが地盤の様子は地震が来ないとはっきりしない気がする。
 70歳以上になると、社会の扱いが変わる。まず運転免許の更新で、教習が加わる。70代はこの講習を受けた感覚では自己の能力がどれくらい維持しているかの確認と思った。それと少子化で苦しい運転教習所の手助けと感じる。アメリカでこのような制度はあるのだろうか。
 75歳になるこの教習は免許を自主返納させようとする圧を感じる。何らかの更新費用は年々上がり、交通費を含めると15000円を超えるぼったくり制度となった。この更新費用は間も無く2万円を超し、高齢者を引きこもりにさせようとする。アメリカでも日本でも毎日運転した人は運転しなくなると認知症になりやすいという。
 そこで東京都のシルバ-パスだがこれにも地域の格差があって、都下の区域はバス便しかなく、さらに山の手線の主要駅向けが多いと感じる。そこでの警官から高齢者の自由行動で良い都内の住居地は都営浅草線、新宿線、三田線と大江戸線沿線が一番となる。そこにエレべ-タ-とエスカレ-タが駅まで完備すれば電動車いすで移動できる。多くの都営電車で駅員が電車に乗せる時、補助している姿を見ている。自分もいつかは助けてもらう姿を見ている。バス便は車いす乗車がよく見かける。
 このことを評価している不動産売買雑誌はまだ見かけない。シルバ-パスは東京では20510円で低所得者は一年間は1000円である。ただで歩かない人は不便でさらにバス便の始発が遅く、終バスが早い。通勤時の混雑がひどい時は見送りとなる。
 多摩のモノレ-ルとゆりかもめがシルバ-パス利用できると都内の格差が減る。でも黒字化しそうにない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする