外国人観光客が異常に目立つ東京でやはり神社と言えば、初詣のランキングの一位の明治神宮に行くことにした。今までJR原宿駅から行っていたので前回北参道から大江戸線代々木駅へ行ったので、今回は代々木駅から明治神宮に行くことにした。やはり逆コ-スなので人の数が少ない。戻ってくる人が多く、時々分かれ道で案内図をみて、二の鳥居から明治神宮に向かう。奉納している酒樽を観つつ、反対側の奉納ワイン樽を見る。一色なのでプレ-ト板を見ないと奉納者が判らない。酒樽はブランドがカラ-で遠目でも良くわかる。
散歩して気が付いたのだが、多くの人が鳥居をくぐる時に立ち止まり一礼する。外国人も男性の方が一礼する人がいると見た。手洗い場ではやはり日本人しかいなかった。この仕草は慣れないと無作法になる。コロナ以前と作法が変わったようだ。垂れ流しの竹筒の先から水が出ていて、先に手を洗い、次に両手に水を受け止め、貯まった水で口を漱ぐ。そしてうがい水を吐き出し、さらに手を洗う。その後にハンカチで手を拭く。前は柄杓で水を移動させていたと記憶する。その柄杓が消えていた。この所作の説明書きが増えていた。まだコロナ以前のトイレの送風手拭きの稼働が見えない。
神宮の参拝後に、JR原宿駅から大江戸線北青山一丁目駅まで歩く。今日の散歩の目的地の確認で歩く。先の新聞報道で買い物難民が都心でもあるという。それは青山一丁目の都営住宅という。
前に赤坂迎賓館を訪問した時、最初は位置確認で国立競技場駅で降りて、迎賓館に向かった。途中の様子は神宮外苑を横切る形でスポ―ツ施設が多いので住む人はすくないと見ていた。次の迎賓館訪問時に青山一丁目駅で赤坂御所を巡って、迎賓館にたどり着いた。見学後に同じ道を戻らないで、青山一丁目駅まで戻る。この間で思っていたのは御所警備の人はいるけど、住んでいる人は少ない。さらに歩いている人も少ない。この地域の人は買い物難民と言われるが住まなくても仕事で来ている人もある。日本の大商社伊藤忠商事の本社が青山一丁目にある。飲食店もあるので事実確認したいと思っていた。
そこで明治神宮の初詣の後に歩いてゆく事にした。
報道の買い物難民を出す要因が判った。都営北青山一丁目アパ-トは低所得者の住むところで、収入要件で高所得者が住めない。さらに仕事に出ることが出来ない高齢者が住み続けている。要は低所得者の利権となっている。国民年金の5万円でも都心の一等地、大商社の隣に貧民街が存在する。従って店舗開発の人にとって、北青山一丁目の人達の需要を考えると、地価もあって、安いス-パ-等が出店できない。高齢者で車があれば済むが見ていると駐車需要も少ないと感じる。伊藤忠本社の隣に港区立青山中学校があるが知らべると1500名ほどいて、公立にしては人気校のようだ。地下鉄が二路線もある。しかも六本木のような誘惑の多い施設が少ない。この辺は隣接地の原宿に行っていると感じる。来る途中にすれ違った女性で黒髪の人が稀だった。ここは未来の日本が見える。