薔薇と宿根草が咲きそろう英国風庭園の『港の見える丘公園』。
山下公園でも芳香性のあるバラが咲いていましたが
こちらの方が香りが楽しめました。
大佛次郎記念館の前の花木を集めたガーデン(沈床花壇)では、
噴水の周りに4つの香りのテーマに合わせて『香りの庭』ができています。
薔薇の香りは、上品で癒されますね。
帰り道、横浜ユーラシア文化館で
『装いのチャイナタウンー華僑女性の服飾史』を見ました。
4月13日~6月30日まで。
(25日、26日は無料開館日)【観覧料】一般300円、小・中学生150円
幕末から現代までの横浜華僑女性の装い(チーパオ: チャイナドレス)の変遷が
その衣装を身につけた個々人の横顔にも触れながら展示されています。
美しく丁寧に刺繍された服地をみると作られた方の
チーパオへの思いが感じられますし、それを一代限りではなく
母から娘へと受け継がれた様子も感じられました。
チーパオは、1920年代に誕生した衣装で
西洋のワンピースをサンプルに満州族女性の長着(旗袍)や
漢民族男性の長着(長ざん)の要素が取り入れられたものです。